「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『図解 伝わる!ように話せる力』(岩井俊憲)

図解 伝わる! ように「話せる力」 (アスカビジネス)

図解 伝わる! ように「話せる力」 (アスカビジネス)

先日お会いした「勇気の伝道師」岩井俊憲氏。(^。^) 中小企業診断士でもあり、元青森公立大学函館大学の非常勤講師。アドラー心理学を基に心理学講座を開催、カウンセラーの養成を行っていらっしゃる。人生の大先輩だが、その若々しさ、謙虚さ、エネルギーとお人柄に惹きつけられた


さっそくご著書を拝読させていただきました。そのツボとコツを紹介しよう。



・次の3点を心がけると、相手の懐に入れる上に、しかもあなたに一目置いてくれるくれることがあります。簡単な順から書きます。年配者や権威のある人に対して、関心を示して話を聴いてみましょう

1 愛読書を尋ねる
2 座右の銘を尋ねる
3 成功の秘訣を教わる


聴き上手になるための3つの大切な心構えは、次の通りです。これらは、テクニック以前の基本中の基本です。

1 自分の話したい誘惑をコントロールする
2 手を止め、膝を向け、目線を合わせる
3 しっかりと観察する。(相手の言葉だけなく、表情・身振り手振り・姿勢などをしっかりと観察して、言葉以外のメッセージを聴き取ることです)


・イエス・バット法よりもサンドイッチ法

最初にプラスの部分を言った後にマイナスのことを添える「イエス・バット法」よりも、プラス→マイナス→プラスで伝える「サンドイッチ法」をオススメします。


ほめることと勇気づけることの態度面での3つの違い

1 ほめるのは人本位、勇気づけるのは具体的な行動
2 ほめるのは評価、勇気づけるのは共感
3 ほめるのは結果に対して、勇気づけるのは結果だけでなくプロセスに対しても


・理屈で相手を動かすよりも、気持ちを伝えることで相手の感情に働きかけ、相手を動かすことのほうが簡単です。理屈でなく感情で人は動かすことを念頭に置き、気持ちを伝える「伝え方」を心がけましょう。


「3つ」にまとめて伝える。2つでは物足りないし、4つでは覚えられないことも実感できます。

1 自分がまとめやすい
2 リズムがついてエネルギーが生じる
3 相手の記憶に残りやすい


・説得力を持った意見、提案をするためには、次のエビデンス3点セットを備えていなければなりません。

1 主張…意見、提案、話の結論など
2 根拠…傾向。趨勢(トレンド)ある手の法則性など
3 データ…裏づけとなる事実、数字、統計など


なるほど、わかりやすい。早速使わせていただきます。章ごとに「TRAINIG TIME」のページがあるので実践的です。オススメです。(^。^)


ヒューマン・ギルド
http://www.hgld.co.jp/

日本アドラー心理学会
http://adler.cside.ne.jp/