「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜唯一無二のレストランチェーン!…『サイゼリヤ革命』

サイゼリヤ革命―世界中どこにもない“本物”のレストランチェーン誕生秘話

サイゼリヤ革命―世界中どこにもない“本物”のレストランチェーン誕生秘話

外食業界の勝ち組、サイゼリヤ。激安そして美味しい。(^ム^)創業者である正垣泰彦会長は東京理科大の出身。学生時代に起業したんだよね。

なぜ、サイゼリヤは安いのか?なぜ理系を採用するのか?その原理原則とは?勝ち組の経営理念や誕生秘話とは?そのエッセンスを紹介しよう。


サイゼリヤは安い。なぜこれだけ安く提供できるのか?それは簡単だ。「安くしようと努力し続けたから」である。ごく当たり前のことだがサイゼリヤのすごさは、40年以上まえから続けていることにある。


・「僕らの頭の中には、あるべき価格があって、それに近づけたいとずっと思っているんだけど、力がないとそれができない。だからずっと取り組んでいるんだよ。本当はもっと下げたいんだけど、今の僕らができるのはここまでということ。客単価が下がるとか、客数が伸びるのかとみんな言うけど、そんな考えていないんだから。僕の頭にあるのは、毎日食べて飽きないし、財布にも負担のかからないイタリア料理のあるべきコーディネーションと価格があって、それに近づこうということだけ


「お客さんに喜んでもらうことがチェーンストアのビジネスにおける優先順位の第一であって、利益を出すことは一番じゃないんだから」


・「心を込めて作っているから高くていいなんて、お客さんは思っていないもの。お客さんに一番よくわかるのは価格であり、安いというのは本当に大切なこと。世界中のビジネスを見ても、みんな安くていいものとい方向に向かっているじゃない。食べもの屋だけが例外なんてありえない。だから僕は、『安いものは嫌だ』と本当にお客さんが言うんだったらこのビジネスやめるよ。そんな楽な商売、つまらないもの。むずかしいからこそ面白いんじゃないか」


・「おいしさって何なのか。これを説明するのはすごくむずかしい。だから何とか数値に置き換えたいと考えてきたけど、おいしさとは、客数が増えることではないかというのが僕らのたどり着いた仮説。その商品に価値を感じるのならたくさん売れるし、そういう商品がそろっていれば客が増える。簡単なことなんだよ」


・「考えていること51%でもできればもう上出来。60%までいったら、それは神の領域。それを前提にして仕組み考えなければならない」


深い。すごいなあ!正垣会長!さあ、明日はサイゼリヤだ!(^。^)