カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言2 (日経ビジネス人文庫)
弊社は「がっちりマンデー！！」「ガイアの夜明け」「林先生の初耳学」「教えてもらう前と後」等に取り上げられたけど、一番出たいのが「カンブリア宮殿」。(・∀・)！
この本はその社長の金言集の第2弾！なまなましいインタビューから生み出されたコトバはリアルで心を打つ。その代表的なものを紹介しよう。
・会社経営というのはトップの一握りの人たちがいくら頑張っても、うまくいくもんじゃないと思います。全社員が力を結集し、気持を一緒にするということが一番大事だと思ってきました。（日本航空名誉会長 稲盛和夫）
・どんなに優秀な経営者でも、連戦連勝なんてことはありえない。新しいことをやっていったら失敗して当然です。失敗するんだったら早く失敗しないといけない。ビジネスというのは理論通り、計画通りには絶対にいかないんです。だったら早く失敗して、早く考えて、早く修正する。それが成功の秘訣です。（ファーストリテイリング会長兼社長 柳井正）
・これから10年後、労働力人口の減少は500万人ともいわれます。これを補うのは、私は「女老外ロボット」と言っているんですが、女性、老人、外国人、ロボット。この4つでまかなわないと、おそらく人手不足になっちゃます。（高齢社会長・創業者 上田研二）
・僕は誰かとつきあい始めると、100というのはオーバーですけれど、相手からの頼みごとはかなり面倒臭いものも全部受けるんです。自分ではこれは無理だな、不可能だよなと思うこともできるだけ受ける。その人が喜ぶ顔が見たいということもあるけれど、それが無理であればあるほど、相手に対して結果的に貸しができる。それが15とか20とか溜まってきたときに、一個のお願いをする。「こういう作品を書いてください」という仕事のの願いです。そうやって僕のミリオンセラーは生まれているわけで、編集者なら、面倒臭いことを頼まれれば頼まれるほど、幸せだと思わなくてはいけないわけですよ。（幻冬舎社長 見城徹）
・会社でも飲み屋でも、どこに行っても、みんな毎日、仕事の話をしているみたいです。彼らは仕事と思ってないようで、すべてがゲーム、遊びの延長だから、面白くてしょうがない。私や調理の人も含めてそういう感じだから楽しいんです。（玉子屋会長 菅原勇継）
・3つの「現」というのがありまして、まず現地語を話す。現地の食を知る。そして現地の人のことを理解する。この3つが大事なので、それはどこの國でもはずさないでいこう、ということです。（味の素社長 伊藤雅俊）
・やはり売り手側で考えてしまったら駄目なんです。うっかりすると、みんな専門家になってしまう。そうではなくて、常に素人の側、お客様の側に立つことが私は必要じゃないかと思います。人間は常に新しいもの、珍しいものに対する欲望を持っていますよね。だから欲望がなくなる、消費がなくなるということはありえない。結局いかにお客様の要望に応られるかと考え続けるということではないでしょうか。（セブン&アイホールディングス会長兼CEO 鈴木敏文）
・50年の間に、値段をあげようかと考えたことは一度もない。値段を下げることが自分たちの社会貢献。どんどん下げる。それが原価を下げることでもなんでもなくて、自分たちの働き方の無駄をなくす。これが一番正しい値段の下げ方です。新幹線の移動もグリーン車じゃなくて自由席、飛行機もエコノミー。寝るならどこで寝ても同じ。自分たちが無駄を出さないでお客さんに少しでも安くて美味しいものを提供うｓる。それが一番楽しいじゃないですか。（サイゼリヤ会長 正垣泰彦）
・世の中の皆さんは、花を見たことはあっても、花の美しさに気づいている人というのはそれほどいないんじゃないかと思うんです。やはり花の美しさに気づくと、もうなしではいられなくなります。（パーク・コーポレーション（青山フラワーマーケット） 井上英明）
・私がいつも申しているのは、お客さんはよく来るやつから買うよ。それからお客さんは約束を守るやつから買うよ、ということです。もう一つは、人は買いたいものを買うのではない、買いたい人から買うんだ、と。だから自分たちの仕事は人の仕事なんだ、ということなんです。（カルビー会長兼CEO 松本晃）
・価値があるのはクレームです。それが自分たちを鍛えてくれるし、お客様には心からお詫びをしなければならない。知らないとそのまま過ぎてしまって、お客様から見放されてしまいます。（カレーハウスCoCo壱番屋創業者 宗次徳二）
やっぱり「何を買うか、ではなくて、誰から買うか」なんだね。オススメです。(・∀・)♪
カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言2 (日経ビジネス人文庫)
第一弾も併せてどうぞ！(・∀・)
