「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「元アイドル!」(吉田豪)

このブログは私の個人のものだけど、ウチ(SA)の会社のブログにも書いています。読んでね。毎週火曜日が私の担当です。(^v^)


SAトレーナーブログ  小野塚:生涯現役!?
http://blog.livedoor.jp/samaster/archives/52213153.html



   


元アイドル! (新潮文庫)


今は、AKB48などに代表されるアイドルブームだよね。昔とは違って、21世紀のアイドルとして、1番のコンセプトは「会いに行けるアイドル」だよね。(^u^) その昔は、アイドルといえば、雲の上の存在!だったけど時代が変われば変わるものだね。


さて、この本はオモシロイ!かつてアイドルだった元・アイドルが昔を振り返って、その頃の思い出と極限の日々の悲喜劇を赤裸々に語るオドロキの本音トークが炸裂する対談集なのだ!(^u^)杉浦幸矢部美穂いとうまい子安原麗子吉井怜…などが収録されているんだけど、なかでも杉浦幸がケッサクだったのでその一部を紹介しよう。

杉浦 (タレントになって)「そいつが私のこと呼び捨てで友達みたいな感じで声を掛けてきたときは、「お前だけは、いつかブッ殺してやる」と当時は思いましたけど(笑)。」

吉田 ダハハハ!

杉浦 流されちゃうのは嫌だったんですよ。当時はデビューする人数も多かったから、捨て身でアイドルをやりたい子がいっぱいいたんですよね。でも、悪いんだけど自分をなくして人格変えてまで芸能人んでいたいとはおもってなかったんです。だから、当時一番許せなかったのは、私は仕事で高校に行けなかっただけなのに取材で、「高校も出てない?バカじゃないの?」って言うようなことを言うインタビュアーでしたね。「散弾銃があったら、こいつらみんなブッ殺してやりたい!」とか思って。

吉田 そんなに腹が立ちましたか(笑)。

杉浦 事務所の何が嫌だったって、良い時は自分たちのやり方が良くて、悪い時ばかり私を責めるから。「こいつら、いつか散弾銃でブッ殺してやりたい!」と思って。・

吉田 また散弾銃ですか(笑)。

杉浦 あの頃、いつか散弾銃を持ってみたくてね(あっさりと)。

吉田 当時のファンは、やっぱりヤンキー系の人が多かったんですか?

杉浦 両極端。一番ビックリしたのが刑務所の中からファンレターが来て、「出たら必ず迎えに行く!」って書いてあって(笑)。「お願いだからしばらく出てこないで」って本気で思いますけど。


【取材後記】

87年発売のフォトエッセイ「見つめられて18」で、

「勉強は嫌い。好きな科目、なし。得意な科目、当然なし」「スポーツも嫌い。プールも嫌い。学校のプールの授業なんて、出たことないよ」「セミもキライ。うるさいし気持ち悪いし、ヘンな顔してる」といった過剰にギラついた発言に奇跡を感じて取材を頼んだのが正解でした。


ぎゃはは〜!面白すぎ!(^u^)彼女は、昔から変わっていないよね〜!いまパチプロやっているんだよね。アイドル稼業も大変だよね。(・_・)


杉浦幸 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/miyuki-sugiura/


   


元アイドル! (新潮文庫)