- 作者: 泉ウタマロ
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2010/06/18
- メディア: 単行本
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昔、井上陽水のデビュー曲「人生が二度あれば」で、♪〜「父は今年2月の六十五 顔のしわは増えてゆくばかり 仕事に追われ この頃やっと ゆとりができた〜♪」とあるけど、残念ながら人生は一度きりだけど、タイムマシンで人生を逆戻りしたいという願望は誰ももっていることだろう。ここにもそんなテーマの作品を紹介したよね。(^ム^)
CINEMA〜人生はすべて必然!…『素晴らしき哉、人生!』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20091218
BOOK〜もし人生をやりなおせるなら?…『リピート』(乾くるみ)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20100718
さて、タイトルで惹きつけられるこの本。自称「ダメダメ男」の元スーパーマーケット店員クロード・ルパージュは、あっけない死に方で64年の生涯を終え、あの世の世界へと旅立った。そこで彼は三人の守護天使と再会し、たった今終えたばかりの自らの人生を逆戻しで振り返る旅に出ることに……。彼は再度自分の生涯を体験する中で、地上での人生と、死後の人生がどのように機能し合っているのかを徐々に思い出していく。
そして、意外な風貌の神さま~創造主~との対話から明かされる魂のシステムとは?私たちの存在意義とは? その一部を抜粋してお届けしよう。
・人は生まれ落ちる瞬間、大いなる洗礼を受けるらしい。それはこちらの世界の記憶を失うことでもあり、その意味で地上の人々は「大いなる記憶喪失者」と呼ばれたりするようだ。
・私は絵を描いていない画家だった。絵を描くことを渇望しながら、絵を描くことを忘れている画家だった。自分自身の中から画家であることを締め出している画家だった。けれど本物の私の姿は間違いなく画家だった。胸が急に熱くなって、涙が出そうになった。そしてかけ離れている今の自分に苦しくもなった。
・地上的なこととは、地上生活においてなぜ起こるのかわからない理不尽で、不可解で、不可避なことだ。永遠の真実とは、その地上的なことが生じた理由を理解でき、そこから得た叡智だ。
・日中は自分で考え、肉体を使って行動する。そして夜、自分の意識と肉体は眠りにおちて活動が止まる。するとその間、魂がこちらの領域に戻って来て様々なアドバイスを受け取る。
・人生に無駄なことはひとつもない。
・人生最悪と思える日は、実は人生最良の日。
・自分自身を大切に思わないと、永遠に与えられているエネルギーを使用可能にすることができない。
・どんなに悲惨な状況でも、どんなに自分を情けないと思っても、自分自身を卑下してはならない。何にも頼るものがない時こそ、神の力を思い出すこと
・(神とは)一緒に喜んでくれるもの。一緒に悲しんでくれるもの。そばにいて導いてくれるもの。いつだって励ましてもらうもの。いつまでも待っていてくれるものごく身近な、すごくいい昔からの友人みたいな存在。
・自分自身の永遠の力を確信することこそが、宇宙を動かす鍵。
・(神に対して)こんなに遠回りしても、どんなに忘れようとも、どfんなに捨てようとも、神は私たちを決してあきらめない。
・スポーツ、ダンス、絵画。彫刻、音楽、工芸……あらゆるジャンルで人が神業のような表現活動を行う時、それは神の領域に微妙に足を踏み入れた瞬間でもある。
・人生は…エクスタシー!