「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声」(山崎広子)

 


8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声 (角川SSC新書)


この本は、タイトルのイメージと中身が、いい意味で違うのだ。(・o・) 実に深い……!!!


「声は自分を取り巻く生活にあたりまえにあるもの。まるで空気のようです。空気はなくならなければ、その重要性に気がつきません。声もとても大切なものなのに、意外と意識されている人はいないのではないでしょうか。でも、自分の声を知ることは、自分という“存在の意味"を知ること。「病気」「悩み」「嘘」……声を聞くことによって、さまざまなことを知ることができます。そして声によって人生まで変えることもできるものなのです。そんな“声の魔法"をお教えしましょう」そのエッセンスを紹介しよう。



声は知識や意思を伝え、他人を呼び集め、ときには意のままに動かすことができます。「声の力」を知って使いこなした者は、歴史の岐路でその進む方向すら変えてきました。古代のシャーマニズムでは神も悪魔も声に宿り、病を治すのも声でした。声は生命であり、魂そのものだと考えられていたのです。


声にはあなたの過去と現在の心身の状態がすべて刻まれています。声はあなたの人生を記録し続けるレコーダーです。声を出すことは、あなたがどこで生まれどんなふうに育ち、どんな性格で昨日何を食べたのかまで克明に記録された履歴書をさらすようなものなのです。


・自分の声についての意識調査を行ったところ、約80%の人が自分の声を嫌いだと解答しました。自分の声が好きだという人はわずか5%。あとの15%ほどは「よくわからない」という解答。自分の声が嫌いな人は、自分自身に対しての否定感も強く持っていることがほとんどです。


あなたが人生の中で、もっともたくさん聴く声は誰の声ですか?ご両親?恋人?先生?好きな歌手?違いますよね。あなたがもっとも多く聴く声は、あなたの声です。生まれた時から死ぬときまで、決して離れることなくあなたとともにある。あなた自身の声です。


声で悩んだら録音を聴いて自分の声をとことん見つめるのです。そうすれば自分がわかります。そしてどうすればいいのか、自分自身が解決方法を見つけてくれます。声を知ることは自分を知ることだからです。そして忘れないでください。あなたの声とあなたの心の中には、神も医師もいるのです。



マントラやお経の効用、イヤホンの害」は、なるほど〜と唸ったなー!φ(..)メモメモ オススメです。


 


8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声 (角川SSC新書)