いやー!なかなかスゴい本だなー!タイトルに惹かれて読みましたー!こんなカンジの内部告発の本って珍しいんじゃないかなー!「宏洋」って書いて「ヒロシ」!?(笑)ヒロシです……。(笑)あの!幸福の科学の大川隆法の長男が書いた、その内情とは?そのエッセンスを紹介しよう。(・∀・)
・世の中広しといえど、宗教の教祖の家に生まれた人々や、家の中に「神様」がいる環境で育った人は、ほとんどいないと思います 。父・隆法は教祖であると同時に、人類救済の大いなる使命を持つ地球至高神「エル・カンターレ」であって、信者さんにとっては信仰の対象です。子どもの頃から抱いていたさまざまな違和感は,次第に膨らんでいき、成長するに連れて消せなくなりました。結果として私は、2018年に自分から教団を離れました。見聞きした内情をYou TubeやTwitterで発信したところ、教団から損害賠償請求の訴訟を起こされている身です。教祖であり神様である人の家に生まれるということが、どんなに奇妙か。 この本では、私が実際に経験した日常を綴っていきたいと思います。
・皆さんが身を削るような思いでお布施をしたお金は、隆法が「世界に一つしかないんだ」と自慢するウン百万円やウン千万の腕時計のほか、女性幹部の高い給料やアクセサリーに化けています。 隆法の腕時計は、基本的に特注です。しかも、基本的に一回しか着けません。特に東京ドームなどで大きなイベントの際に着けるものは、一回しか使いません。
・大川隆法にカリスマ性があるとすれば、話が長いことでしょう。とにかく長いので聞いているうちに疲れてしまいます。よくわからない同じような話を1時間も2時間も聞いていると「もういいや」という心境になりました。
・幸福の科学には「足ることを知れ」という教養があります。「欲が過ぎると失敗するよ。分不相応な欲望を持ちすぎると、足を掬われますよ」 という、真っ当な教えです。私は、その教えを大川隆法自身に当てはめるべきだと思っています。欲が過ぎている部分があるからです。贅沢をしたいとか、総理大臣になりたいとか、神として全人類から崇め奉りたいとか、自己顕示欲が出過ぎ です。
・「過去世」というのは、教団内での「格付け」として使われる場合が多い です。曹操、孫権などの三国志の英雄や、近藤勇、沖田総司など歴史上人気の高い「生まれ変わり」と称される人物が多数存在します。こういった歴史上の偉人の霊は「高級霊」と称され、「霊格が高い」「霊格が低い」という用語が、幸福の科学の会内ではよく使われます。一度認定された過去世は「変更」される場合があります 。「法に触れるような事件を起こした」「思ったより仕事が出来なかった」「政治的に重要ポストの置いておくと邪魔になった」等々の理由があります。
・幸福の科学の信者は、国内だけで公称1100万人、海外に100万人ということになっています。私は熱心に活動している信者さんは1万3000人程度ではないかと思っています。根拠は、教団がやっている各種SNSのフォロワーの人数やチャンネル登録数が、だいたいそのくらいだからです。5万人が入る東京ドームを満員にすることは、もはや難しくなった といえます。
・教団の中で出世するのは、ロボット的な人です。つまり、自分がない。または出さない人。指示に口答えをせず、忠実に従う人だけが出世します 。反対に左遷されるのは、自分の意見を言う人です。私は息子だったので、隆法に異を唱えても、ある程度長くクビがつながっていました。一般の職員さんがそういった言動を取れば、即刻悪魔扱いです。地方や海外の支部に飛ばされるなどして、中枢から外されます。
・人事もすべて、隆法の思いつきです。ひどいときは、異動の辞令が出て3時間後に新しい辞令が出ることもあります。 名古屋から東京へ転勤になって、東京に着いたときには再び名古屋に異動という辞令が出ていて、新幹線のホームからそのまま引き返した例を、私は実際に見ました。
・因果応報ー。父・隆法にはこの言葉を贈りたい。あと何年生きるかは分かりませんが、カルマの刈り取りは自分自身でやるべきだと思います。私は彼の人生が今後どうなろうと、一切興味はありません。 道行く哀れな孤独な老人が、一人死んでゆくだけ。それ以上の感想もありません。大川隆法は、私にとっては路傍の石の一つ、取るに足らないガラクタにしか過ぎないのです。
「どこまで本物っぽくできるか」など。リアルだなー!!ワタシは特に主義主張はないけど、これはリアルな発言だなー!オススメです。(・∀・)