「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』(亀田潤一郎)

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

私の親友でもあり、ウチ(SA)の創業者・桑原正守開運研究家でもある。(^ム^) 以前、桑原から言われて、財布を変えたのはもう10年前くらいだろうか。それまでは、二つ折りの財布を使っていたり、小銭を一緒に入れていたり、ズボンの後ろポケットに入れてたりしていたのだ。それが高級な長財布に替えてから確かに運気が変わった


さて、この本を読んでビックリ!(@_@) まるで桑原が話したことがそのまま書かれているのだ。税理士の著者が数多くの経営者を見てきて分かった現場学がコレ!そのエッセンスを紹介しよう。


長年稼ぎ続けている社長というのは、すべからく「美しい財布を使っている」ということでした。そしてそのほとんどが、高級感のある、見た目もスマートできれいな「長財布」です。一方、いまひとつ経営が振るわない社長、資金繰りがずさんな社長というのは、えてして財布も美しくないものを使っている場合が多い。「財布というのは単にお金を入れる道具以上の特別な力がある」と確信するようになりました。


・たくさん稼いでいる社長ほど、自分の財布の使い方に関するこだわりを数多く持っています。財布は長財布を使う、美しい財布をつかう、お札の向きは必ず下向きに揃える、財布にレシートや領収証は入れない、現金の支払いは必ずピン札で行う、など…。


「お金は、ちゃんとお金を気にかけてくれる人のところにしかやってこない」のです。稼ぎ続けることのできる人たちは、財布をはじめ、お金の周辺にあるあらゆる部分にこだわりをもっているからこそ、そしてお金そのものもないがしろにしないからこそ、高い水準のお金を引き寄せることができているのです。


財布の中身が少なくて不安になる根本的な原因は、「お金がない」ことではないのです。その場その場で流されるよにお金を使ってしまい、自分のお金を自分でコントロールできず、先行きが読めなくなることにあります。それは、ほかでもない、コントロールするための自分なりの哲学やルールをもたないままでいるからです。


自分の手元に入ってきたお金の動きというのは、自分の生き方そのものです。


年収200倍の法則=財布の購入価格×200の数字が、ちょうど持ち主の年収(経営者の場合は可処分所得)を表わしてしまうというものです。


20万円の財布を使ってる人なら、その人の年収は4000万円
10万円 → 2000万円、5万円 → 1000万円 3万円 → 600万円 という具合です。


・長財布というのは、そもそもお金、とくにお札にとって心地よい形にできています。むやみに折り曲げられない、お尻のポケットにいれたままだと座りにくい。財布とは、いわば自分の元に訪れたお金を迎え入れるホテルのようなものです。心のこもったおもてなしを受けて気分がよくなったスーパーVIPたちが「再びもどってきたい」と思ってくれるのではないでしょうか。


お金に好かれる人の財布はたいていスリムです。余計な厚みがほとんどありません。一方、お金にあまり好かれていない人の財布は、例外なく太っています。


基本的にポイントカードは持たないということです。カードが1枚増えれば、それだけ財布は厚みが増します。カード入れの部分の皮も伸びて傷みの原因にもなります。ポイントカードに踊らされて買い物をしてしまうのは、お金の使い方を自分でコントロールするどころか、コントロールされてしまっていることになるのです。


「すみません、古いお札で」お金に好かれる人たちは、必ずといっていいほどこの言葉を使うといいます。お金に好かれる人たちというのは、常に他人のことも気遣っている。自分のことばかりでなく、お金を受け取る相手のことも考えている。そこには純粋な他人への気遣いがあるだけなのです。私がおすすめしたいのが、少なくとも自分の口座からお金を引き出したそのお金を新札に両替する、ということです。


・お金を払う時、お金が自分の元から去っていく時には、心の中で「いってらっしゃい」と言い、お金が自分の財布に入ってきたときには、「おかえりなさい」と言うようにするのです。特に「いってらっしゃい」は必ず忘れないようにする。


いざとなったら、買った価格の7割で売れるモノを買う、同じモノを買うなら少しでもよい質のものを買う、私がふだん買い物をする時に心がけていることです。こうすると、同じ消費でも、いざという時、少しでもリターンが見込める「無駄の少ない消費」が出来るようになります


・収入については、基本的に自分の手でなんとかすることはできないのです。でも支出は、基本的に100%自らの手でコントロールできます。お金は勝手に出ていくものではありません。お金を出ていかせるか、とどまらせるかは、あなたのコントロール次第なのです。入口よりも出口に注意を払うことがお金をためるための基本原則です。



・もし、あなたが少なくとも2回以上銀行からお金を引き出しているのであれば、要注意です。私がおすすめするのが、銀行からお金を引き出すタイミングと金額をあらかじめ決めておく、ということです。例えば、「毎月給料日の25日と、そのおよそ2週間後の10日」などと決めます。そして、引き出す金額をわざと中途半端な数字にするのがコツです。私の場合は七万七千円、これは7が私のラッキーナンバーだからです。


その他、「節約したければ高いものを買いなさい」「新しい財布を買ったら100万円の札束を入れる」「5千円札をたくさん入れておく」「硬貨は小銭入れに入れる」「ギザ十をチェックする」「五百円玉は専用の貯金箱に入れる」「会計の時は新札で支払う」「お金を渡す時は丁寧に渡す」「税金は気持ちよく払う」「消費、投資、浪費」を意識する…などはホント、腑に落ちる。読みやすく、分かりやすく、そして深い本。おススメです!(^J^)