「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『一生お金に困らない金儲けの王道』(堀之内九一郎)

一生お金に困らない 金儲けの王道

一生お金に困らない 金儲けの王道

かつて日本テレビマネーの虎に出演し、とても存在感があった総合リサイクルショップ、(株)生活創庫社長の堀之内九一郎氏。(^−^)

マネーの虎 日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/money/


若くして家業を継ぐが、廃業。起業と倒産を繰り返し、1億円近くの借金を抱え、浜松でホームレスに転落…。そしてどん底の状態から這い上がり、日本で初めてリサイクルショップのFC店「創庫生活館」全国約200店舗、年商100億円まで成長させたという不屈の男!

氏が語る、『一生お金に困らない』は、「一気に巨万の富を手にできるわけではないけれども、楽しく暮らすために、「使えるお金」は、入ってくるという意味なんだって。そのためには、楽しく使えるレベルのお金が入り続ける仕組み=『金儲けの王道』。そのツボとコツを紹介しよう。


企業のトップは、つねに会社の売り上げを伸ばすことを考えています。だから社員として考えるべきことは、会社の売り上げを伸ばすこと。売り上げ増にキッチリと貢献すれば、社長や上司がどんな人物であろうが、給料が上がります。こいつに辞められたら困るな、と思われるだけの実績を残してしまえば、必ず評価はついてくるんです。残業手当なんか出なくても、とことんまで働くべき。まずは、自分の持てる力を出し惜しみせず、最後の一滴までをしぼり出してやり抜くことが、成功へ出発点になります。


大きな成功やお金をつかめる人は、「自分が得たお金を自分以外の人ために使える人」です。人を楽しませるためにお金を使えるかどうかが、大金をつかめる人とつかめない人の差。お金という大切なものを人のために使うのは難しいこと、それだけ、それができる人のまわりには、人が集まってくるし、お金も集まってくる。人もお金も楽しいところ集まってくるんです。


「物を売る」ことは、「人の心を動かす」こと。自分の言動で相手の心を動かすことができたときに味わえる満足感は何物にも代えがたいもの。だから私は物3を売ることが大好きなんです。


・セールスマンの褒め言葉は、「最大にして一回限り」が原則なんです。私が小学生向けの学習用品を訪問販売していたとき、「この教材を使うと一ヶ月でこれくらい成績が伸びるんですよ。でも、お宅のお子さんは頭のいい子だから、こんなの必要ないですよね」。教材を引っ込めようとすると、「いや、その教材、もっとよく見せてくださいよ」と、多くの親が食いついてきました。商品を引っ込めつつ、一回限りの褒め言葉を言うことにより効果です。


利害関係を超えて、お互いをぶつけあい、尊敬しあえる人との関係こそが人脈だと思っています。世間の多くの人は、利害(欲)を入り口にして、人脈をつくろうとしているように見えます。一方、私はこ人な関わりたい、つき合えたら楽しいだろうな、とい自分の素直な気持ちを入り口にしています。


・私は自分を大切にしたいと思って生きているんです。親に大切に育ててもらった自分を大切にしなければならないという気持ち。そのためには、自分が好きだと思える自分であり続けなければならない。だから、仕事も頑張るし、禁煙もする。自分を大切にしたいからこそ、他人から悪く思われないような言動をとろうと努めるし、社会のルールもしっかり守る。自分を大切にすると、その結果として、相手に好感を与えることができるんです。
そして、自分の目標・目的を達成するすることがプライドであり、途中であきらめることがプライドを捨てることだと肝に銘じてください。


・自分をカッコよく演出するという意味では、いつも財布の中に札束を入れておくことをお勧めします。100万円とはいわないまでも、30万でも50万でも財布に入れて持ち歩く。いわば、見せ金ですから、使わなくていいんですよ。レジで支払いをするときに、相手の財布の中をチラッと見ることってあるでしょ?
そのときに1000円札が数枚しか入っていないのと、1万円札が束で入っているのとでは印象が全然違いますよね。正直に言えば、札束が入ってるほうの人と距離を縮めたいと思うはずです。それが間接的にでも信用や商売につながれば、自分にとって大きなプラス。銀行にお金を寝かせておくよりも、よっぽどいい。


何かをとことんまでやった人間は、仕事も遊びもココまでやるとヤバいという境界線も知っているから、思い切ったことがきるだけでなく、何事においても力加減を知っている。成功者になるための条件を備えている、とも言えます。


・もし、金儲けを望まないなら、リフレッシュのための適度な遊びでもいいかもしれませんが、そうでないなら、中途半端な遊びは単なる浪費。もっと本気で遊んで下さい。私は若い頃、数え切れないほど転職をしました。離婚もしました。会社を何度も潰してホームレスにもなりました。けれど、仕事が遊び、遊びが仕事、という感覚を持っていたおかげで、いつ楽しかったし、曲がりなりにも成功できました。「俺、○○遊びに夢中なんだ。すごく面白いんだよ」と、嬉々として誰にでも言えるような遊びでなければ、何かを生み出す遊びにはなり得ないとも思うんです。


派手なタイトルとは違って、中身はシンプルかつ深いよ。おススメ!(^^♪