「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『0円で8割をリピーターにする集客術』(一圓克彦)

0円で8割をリピーターにする集客術

0円で8割をリピーターにする集客術

思わずリピートしてしまいたいお店ってあるよね。(^^♪ このお店は、もう200回近くリピートしてるかなあ…。(@_@;)


MUSIC〜フォーク居酒屋『旅のつづき』… PART33(上野広小路
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20101205


さて、この本のタイトル!惹きつけられるじゃあーりませんか!常識を覆す集客方法の数々! しかもすべてタダでできる!「おいしい」「安い」を売りにしない、アンケートを取らない、DMを発信しない、それでもリピーター続出のツボとコツを紹介しよう。



・お店にリピーターが必要な3つの理由

1 集客コストが下がり、利益が増える
2 売り上げの見込みが立ちやすくなり、経営が安定する
3 従業員の離職率が下がる


・リピーターの4種類

1 地理型リピーター〜地理的な理由、利便性からリピーターになっているタイプ
2 属人型リピーター〜身内や友だちが勤めているからリピーターになっているタイプ
3 商品型リピーター〜リピートする理由が、商品にあるタイプ
4 記憶型リピーター〜「○○が食べたい、○○ならあそこの店」と思いだして、遠くからも来てくれるリピーター


・私たちは、「物を買う」「お金を払う」とう行為を、論理的に考えて行うことはあまりありません。「なんとなくその店に行く、買う」というように、直感的に行っています。つまりお客様の「なんとなく思い浮かんだ店」になれば、自然と来店してもらえるようになり、リピーターになってくれるということです。その方法は。「お客様に脳内SEOを施す」ことです。Yahoo!やGoogleサーチエンジンのそれを一緒です。


・脳内SEOのポイント

1 店名(企業名)とサービスやコンセプトをマッチさせ、そのお店の強みを明確にする (お店の売りを明確にする

2 信用できる人やメディアからの口コミを発生させる (口コミを誘発させる仕組みをたくさん作る

3 お店(企業)の思いやメニューなどに関する情報を豊富に発信する (夢や創業時の苦労話、メニューにまつわる情報など、1の強みに則した周辺情報を発信し続ける


・ポイント1 徹底的に絞り込む

例えば、「海鮮居酒屋」なら、「海鮮がおいしい居酒屋です」としてしまいがちですが、これは今や通用しません。そのお店の打ち出したコンセプト、強みとマッチした部分、つまり海鮮の何を食べるのか、どうやって食べるのか、誰と食べるのかなどを本当に細かく、かつ明確に謳わないと、お客様には伝わらなくなったのです。極言すれば、イカ好き大将の切り盛りするイカ料理専門店」くらいまで絞り込まないといけません。


・ポイント2 お店の売りを明確にする〜検索されるキーワードとホームページの内容はが一致しているか


・ポイント3 いい口コミを広める

1 「おいしい」など形容詞を使わない
2 数字を入れる。数字は、客観性のある表現。「10日間煮込んだ○○」「100年続いた××」など
3 固有名詞を使う

私が秀逸なキーワードだと思ったのが、「一級イカ焼き士の店」です。数字も固有名詞も入っています。「イカ焼きに一級も二級もあるのか?」という突っ込みも入れたくなり、妙に記憶に残ります。そこまでいかなくても、「100種類のスパイスで作った」「漁師が船の上で食べるごはん」などです。


・ポイント4 口コミの信憑性を高める
ショップカードやフライヤー、動画などを用意し、お客様の五感に訴えるようにする

・ポイント5 強調するところを間違えない
ほかの店で言っているようなことを強調していることはよくある。自店ならではの、本当に言いたいことをしっかり押さえる。


・10秒で効果が出る!リピーター獲得接客マニュアル

1 お客様を名前で呼ぶ(カクテルパーティー効果
2 「招かれざる客を遠ざける」
3 目を見て話す
4 リピーターの定石「人質を預かる」


「お店はストーリーで動く!」は、まさに、ウチ(SA)が語っていることと同じだ〜!オススメ!


一圓克彦 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/dsf-ichien/