- 作者: 一圓克彦
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2010/06/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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MUSIC〜フォーク居酒屋『旅のつづき』… PART33(上野広小路)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20101205
さて、この本のタイトル!惹きつけられるじゃあーりませんか!常識を覆す集客方法の数々! しかもすべてタダでできる!「おいしい」「安い」を売りにしない、アンケートを取らない、DMを発信しない、それでもリピーター続出のツボとコツを紹介しよう。
・お店にリピーターが必要な3つの理由
1 集客コストが下がり、利益が増える
2 売り上げの見込みが立ちやすくなり、経営が安定する
3 従業員の離職率が下がる
・リピーターの4種類
1 地理型リピーター〜地理的な理由、利便性からリピーターになっているタイプ
2 属人型リピーター〜身内や友だちが勤めているからリピーターになっているタイプ
3 商品型リピーター〜リピートする理由が、商品にあるタイプ
4 記憶型リピーター〜「○○が食べたい、○○ならあそこの店」と思いだして、遠くからも来てくれるリピーター
・私たちは、「物を買う」「お金を払う」とう行為を、論理的に考えて行うことはあまりありません。「なんとなくその店に行く、買う」というように、直感的に行っています。つまりお客様の「なんとなく思い浮かんだ店」になれば、自然と来店してもらえるようになり、リピーターになってくれるということです。その方法は。「お客様に脳内SEOを施す」ことです。Yahoo!やGoogleのサーチエンジンのそれを一緒です。
・脳内SEOのポイント
1 店名(企業名)とサービスやコンセプトをマッチさせ、そのお店の強みを明確にする (お店の売りを明確にする)
2 信用できる人やメディアからの口コミを発生させる (口コミを誘発させる仕組みをたくさん作る)
3 お店(企業)の思いやメニューなどに関する情報を豊富に発信する (夢や創業時の苦労話、メニューにまつわる情報など、1の強みに則した周辺情報を発信し続ける)
・ポイント1 徹底的に絞り込む
例えば、「海鮮居酒屋」なら、「海鮮がおいしい居酒屋です」としてしまいがちですが、これは今や通用しません。そのお店の打ち出したコンセプト、強みとマッチした部分、つまり海鮮の何を食べるのか、どうやって食べるのか、誰と食べるのかなどを本当に細かく、かつ明確に謳わないと、お客様には伝わらなくなったのです。極言すれば、「イカ好き大将の切り盛りするイカ料理専門店」くらいまで絞り込まないといけません。
・ポイント2 お店の売りを明確にする〜検索されるキーワードとホームページの内容はが一致しているか
・ポイント3 いい口コミを広める
1 「おいしい」など形容詞を使わない
2 数字を入れる。数字は、客観性のある表現。「10日間煮込んだ○○」「100年続いた××」など
3 固有名詞を使う
私が秀逸なキーワードだと思ったのが、「一級イカ焼き士の店」です。数字も固有名詞も入っています。「イカ焼きに一級も二級もあるのか?」という突っ込みも入れたくなり、妙に記憶に残ります。そこまでいかなくても、「100種類のスパイスで作った」「漁師が船の上で食べるごはん」などです。
・ポイント4 口コミの信憑性を高める
ショップカードやフライヤー、動画などを用意し、お客様の五感に訴えるようにする
・ポイント5 強調するところを間違えない
ほかの店で言っているようなことを強調していることはよくある。自店ならではの、本当に言いたいことをしっかり押さえる。
・10秒で効果が出る!リピーター獲得接客マニュアル
1 お客様を名前で呼ぶ(カクテルパーティー効果)
2 「招かれざる客を遠ざける」
3 目を見て話す
4 リピーターの定石「人質を預かる」
「お店はストーリーで動く!」は、まさに、ウチ(SA)が語っていることと同じだ〜!オススメ!
一圓克彦 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/dsf-ichien/