「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由」(小林せかい)

    


ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由


先日、テレビカンブリア宮殿で観たのがここ「未来食堂」のドキュメンタリー。オモシロカッた〜!(・∀・)


メニューは1日1種だけ。決算、事業書は公開。ちょっとしたおかずのリクエストができる「あつらえ」。一度来た人なら誰でも店を手伝える「まかない」。そして「ただめし」etc,etc.店主1人、客席12席の小さな定食屋から、未来の"ふつう"が生まれている。
その超・合理的な運営システムと、ちょっとした非常識。削ぎ落とした果てに見えてきた、業種を超えて注目される"起業"の形とは?」そのエッセンスを紹介しよう。


日替わり一種類というのは店にブランドがないと成り立たない非常にリスキーなあり方です。「あそこに行けば大丈夫」が浸透してきたゆえに、普通だと地味すぎてメニューとして難しいものもお出しできます。未来食堂は12席は小さなお店。一人でやっているのでお客様を無理に取り込む必要がありません。その日のメニューに惹かれて来るお客様やリピーターだけで十分採算が取れるのです。


食材をこだわりを公表しない別の理由として、現在の飲食業界は、“食材”をアピールしすぎではないかと思っていることも大きいです。「どんな食材、リクエストが来ても“おいしく”料理をする」ことを信条にしている私としては、食材で“おいしさ(=お店の存在価値)”をプレゼンするのは、少しズルいと感じているのです。「◯◯産」ばかりを謳うのは“料理屋”の姿ではありません。飲食店は小売業ではありません。料理人は料理の腕で勝負するべきです。


その他、「翌週のメニューはお客様が決める」「月次決算、事業計画はウェブで公開」「飲食業に“オープンソース”を」「“まかない”なんて損?」「食材を区分しない「」「冷蔵後の中身リスト」」など。


はあ〜まさに目からウロコ。近いうちに行ってみよう!オススメです。(・∀・)


    


ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由