「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

HUMAN〜木村拓哉…『テレビのなみだ』(鈴木おさむ)



今回の東日本大震災で、多くの有名人が義援金を寄付しているよね。ユニクロの柳井社長と楽天三木谷社長の10億円にはビックリしたよね!(@_@) そして、SMAPのメンバー5人が、個人的に4億円以上日本赤十字社に寄付していたんだってね。すごいなあ…。…そうそう、ソフトバンクの孫さんは100億だってね!ひえ〜!(@_@;)


さあ、そこで今日は木村拓哉放送作家鈴木おさむ氏がこんなエッセイを書いているのだ。紹介しよう。


木村拓哉。もし木村拓哉になれるとしたら皆さんなりたいですか?僕は木村君と同じ年で、22歳の時から一緒に仕事をさせてもらっているのだが、僕は「No」だ。皆さんはわかるだろうか?あの位置をキープし続けることがどれだけ大変かを。彼は何事にも手を抜かない。仕事一本一本に全力投球する。彼は俳優だが、「スマスマ」の現場に来るとコントの一本一本を真剣に考える。僕はたまに思う。コントなてやらなくてもいいんじゃないかと。ドラマでヒット作を次々に生み出す男が、ピンクの着ぐるみを着てコントなんかしなくたっていいのに。織田裕二小栗旬も、そんなことやらない、やる必要がない。なのに彼はやる。本当はやらなくていいはずものに真剣に取り組むからこそ、他にはない木村拓哉という存在が生まれたのだろう。


数年前、サッカー元日本代表の中田英寿がワールドカップに出る時に、親友でもあった木村君は、電話で「大きなプレッシャーがあるかもしれないけれど、グラウンドに出て、そのプレッシャーを味わうことができる日本人は11人しかいない。だから、究極のプレッシャーを楽しんできて欲しい」この言葉を聞き、しびれた。僕と同じ年の人が言う言葉ではない。この話を聞いてから、僕もプレッシャーを感じるときにこの言葉を思い出す。今、このプレッシャーを味わえるのは僕だけだから楽しもうと。彼の感じるプレッシャーに比べたら100万分の1くらいのものだと思うが。


そうか、キムタク、すごいなあ。SMAPすごいなあ。(^O^)


BOOK〜仕事に悩めるあなたへの77話…『テレビのなみだ』(鈴木おさむ
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20110321