今回の東日本大震災で、多くの有名人が義援金を寄付しているよね。ユニクロの柳井社長と楽天の三木谷社長の10億円にはビックリしたよね!(@_@) そして、SMAPのメンバー5人が、個人的に4億円以上を日本赤十字社に寄付していたんだってね。すごいなあ…。…そうそう、ソフトバンクの孫さんは100億だってね!ひえ〜!(@_@;)
さあ、そこで今日は木村拓哉。放送作家の鈴木おさむ氏がこんなエッセイを書いているのだ。紹介しよう。
木村拓哉。もし木村拓哉になれるとしたら皆さんなりたいですか?僕は木村君と同じ年で、22歳の時から一緒に仕事をさせてもらっているのだが、僕は「No」だ。皆さんはわかるだろうか?あの位置をキープし続けることがどれだけ大変かを。彼は何事にも手を抜かない。仕事一本一本に全力投球する。彼は俳優だが、「スマスマ」の現場に来るとコントの一本一本を真剣に考える。僕はたまに思う。コントなてやらなくてもいいんじゃないかと。ドラマでヒット作を次々に生み出す男が、ピンクの着ぐるみを着てコントなんかしなくたっていいのに。織田裕二も小栗旬も、そんなことやらない、やる必要がない。なのに彼はやる。本当はやらなくていいはずものに真剣に取り組むからこそ、他にはない木村拓哉という存在が生まれたのだろう。
数年前、サッカー元日本代表の中田英寿がワールドカップに出る時に、親友でもあった木村君は、電話で「大きなプレッシャーがあるかもしれないけれど、グラウンドに出て、そのプレッシャーを味わうことができる日本人は11人しかいない。だから、究極のプレッシャーを楽しんできて欲しい」この言葉を聞き、しびれた。僕と同じ年の人が言う言葉ではない。この話を聞いてから、僕もプレッシャーを感じるときにこの言葉を思い出す。今、このプレッシャーを味わえるのは僕だけだから楽しもうと。彼の感じるプレッシャーに比べたら100万分の1くらいのものだと思うが。
そうか、キムタク、すごいなあ。SMAPすごいなあ。(^O^)
BOOK〜仕事に悩めるあなたへの77話…『テレビのなみだ』(鈴木おさむ)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20110321