- 作者: 舛田光洋
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
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さて、そうじ力で有名な舛田光洋氏。この本は掃除+開運+親子のコミュニケーションの3つがミックスされている本。十分分かっているけどできていないことばかり…。そのエッセンスを紹介しよう。(^_-)-☆
・アメリカの心理学者キャサリン・K・タネットは、乱雑な部屋やそうじの行き届いていないオフィスなどで生活していると、生理的にもマイナスの影響を受けるといっています。それは、イライラ、肩こり、やる気の低下、怒りの増加といったかたちで表れるそうです。
・そうじ力の基本ですが。同様に、「部屋は家族の心理状態を映し出す」であるといえます。テーブルの上に、要らないものがあふれていませんか?リビングのあちこちに、読みかけの本や雑誌、脱いだ本などが置かれていませんか?キッチンに下げた食器がそのままになっていませんか?コンロは、油でギトギトしていませんか?トイレや浴室といった水回りが、カビなどで汚れていませんか?じつはその状態が「あなた自身」であると同時に「家族そのもの」であるといえます。もし、こんなふうに家の中が汚れているとしたら、あなた自身迷いや悩みを抱えていたり、家族が問題を抱えているのかもしれません。それは、使わなくなった要らないものや汚れがマイナスのエネルギーを発し、それが不幸な出来事を引きよせているからです。
・そうじをすることで、すがすがしい気持ちになって、友だちと一緒に何かをやり遂げる喜びを体験できるのです。
・ぜひ子どものうちに身につけさせたいと考える、三つのマインドがあります。それは、「自制する心」「自助努力の心」「思いやりの心」です。
・子どもは理由も説明せず「ダメ」「いうことを聞きなさい」といわれると反発します。でも、その場で理由をきちんと話せば、子どもなりに理解をし、自分を抑えることを覚えていきます。
・そうじ力は、二つの力で構成されています。ゴミが散らかり、乱雑で汚れている部屋からマイナスエネルギーを取り除く「マイナスを取り除くそうじ力」と、そうじの行き届いた空間に、さらに感謝のプラスのエネルギーを込めて磁場をつくり、幸運を引きよせる「プラスを引きよせるそうじ力」です。
・家の中でいちばんエネルギーが集まるリビングが汚いと、家族全体の調和が乱れます。暗いマイナスの磁場となり、やがて不平不満がわき出てくるようになるのです。
・寝室にはなるべくモノを置かないようにし、かならず換気をして、空気中にさまよっているマイナスエネルギーを追い出しましょう。床や畳、ベッドの下もきれいに水拭きそいてください。そのうえで清潔で肌触りのいいリネンで整えれば、本来の目的であるエネルギー充電に適した静かで落ち着いた磁場となり、快適な睡眠を得ることができます。
・気分が落ち込んだら、窓を思いっきり開けてください。都会で暮らしている人は、外の空気は汚れているからあまり換気はしないという人もいるようです。それでも自然の空気はマイナスを撃退する力があります。
・「捨てる」ことによって。要らないものやガラクタが目の前から消えると、気持ちに大きな変化が起こります。余計なものがなくなって、本当に大切なものだけが残ると、自分の本質、そして子どもの本質が見えてきます。
・捨てるときには、「モノと一緒に自分の古い殻を捨てる」というイメージを持つことが大切です。「モノと一緒に、子どもに対する執着心や過剰な期待などを捨てる」そう強く念じて、捨てていきましょう。
1 「もったいない」を捨てる
2 過去の「栄光や思い出」を捨てる
3 現在の「レベルを下げるもの」を捨てる
4 未来の「いつか必要」を捨てる
5 「なくなるとつらいもの」は捨てない
・整理整頓はモノを「あるべきところにあらしめる」のが目的です。
その他「失敗ゼロの汚れ取りテクニック」などはなるほど実践的!(・。・) 使える!オススメ!