「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ぼくたちに、もうモノは必要ない」(佐々木典士)

    


ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -


この本には衝撃を受けた……スゴイ……ここまでやるのかっ!!!(・o・)!!!


ミニマリスト宣言!!】持ちモノを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方。断捨離からミニマリストへ。
終わりのないモノへの追求から一度思いっきり距離をとってみること。これはもう一度「幸せ」について考え始めることに他ならない。そのエッセンスを紹介しよう。


・モノが少ない、幸せがある。だから、ぼくたちに、もうモノが必要ない

この本で伝えたいことをミニマル(最小限)にまとめるとこうなる。ぼくはモノが少ないことのすばらしさを、この本で伝えたい。


ぼくはモノをたくさん捨てた。
そして今、毎日幸せを噛み締めながら、生きられるようになった。
ぼくはモノを捨てることからスタートして、なぜか前より幸せを感じている。


増えすぎたモノを減らすことは、幸せについてもう一度、考えてみること。
これもおおげさに聞こえるだろうか。ぼくは本気でそう思っている。


宿泊先の旅館に到着し、畳に寝転がったときの心地よさ。部屋はきれいで、モノも少ない。いつもぼくたちをわずらせている余計なモノがない。だから旅館は心地がよいのだ。


ジョブズが創りだしたモノは一貫としてミニマムに削ぎ落とした製品だった。ボタンはひとつ。Macには不要な端子もケーブルもない。大体アップル製品を買っても説明書がついてない。それはジョブズミニマリストであり、ミニマリズムの教えである禅の信奉者だったからだ。


ぼくたち人間は5万年前から変わっていないハードウェアに情報もモノも詰め込みすぎている、というが今の実情だ。限られたハードディスクには不必要な情報が満載。貴重なメモリは、他人の目線を気にしてモノを追いかけ、管理することに大きく割かれる。次々と束の間の娯楽を消費し続ける。


ぼくは「処理中」のアイコンがぐるぐるしている。あの重いパソコンだった。データは満載、同時並行にやることも多すぎてフリーズ寸前だった。


かつて自分が欲しいと思ったモノはすべて手に入ってる。なぜならぼくたちの周りにあるモノは、いつか自分がどうしても欲しいと思ったモノだけだからだ。少しも望んでいない、こんなの絶対に欲しくない!と思ったモノは持っているはずがない。


・最近の脳科学の研究では「何もしていない」「ぼんやり」しているときにだけ働く脳の活動「デフォルト・モード・ネットワーク」が存在することが明らかにされてきている。思考したり、何かの作業のしたりしているときには働かず、ぼんやりとして過ごすときにだけに活動する脳の領域があるのだ。


その他、「なぜ少女はおもちゃの指輪で満足できなくなるのか」「捨てることは「技術」である」「すてづらいモノは写真に撮る」「捨てるときに「クリエイティブ」にならない」「代理オークションを利用して、すぐに手放す」「お店があなたの「倉庫」です。街があならの「間取り」です」「熱く語れないモノは捨てる」「1つ買ったら、1つ減らす」「買ったモノを「借りている」と考える」「元気でも「生前整理」をしてみる」……などなど。


よーし!私も捨てるかあ……超オススメです。(・o・)!


    


ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -