「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『心理学で幸せになる76のテクニック』(内藤誼人)

久しぶりに沖縄に来ています。(^u^)まだ夏!爽やかな風!ルンルン!(^^♪ 車で送ってもらっているときにナントあの安室ちゃんやSPEEDを生み出した沖縄アクターズスクールがあるじゃあーりませんか!(゜o゜) なるほど、ここにあったのね。


さて、今日のブログ。ここでも何度か紹介している心理学者の内藤誼人氏。


BOOK〜『最初の1分で先手を打つ無敵の心理術』(内藤誼人
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20091227


豊富な事例と実験と根拠を明確に、現場で使える心理学が氏の特徴だけど、この本も面白かった。そのツボとコツを紹介しよう。

心理学で幸せになる76のテクニック (扶桑社文庫)

心理学で幸せになる76のテクニック (扶桑社文庫)


・色彩学者ダンラップの実験では、ダイレクトメールの色を変えることで、人々の反応が好意的になることに気づいたのです、封筒を黄色にして人々に送ると、50.7%もの人が返送してくれました。黄色というのは相手の注意を引きやすいわけですね。二番目が青色で、46.1%、ちなみに白の目立たない封筒だと存在感が弱いため、40.8%の人しか返送しれくれなかったそうです。もしあなたが白い洋服を好んでいるのなら、洋服の色を変えてみるのも有効です。


・近頃、歯医者に行くと、落ち着いたクラシック音楽を流しているところが増えてきました。音楽には麻酔効果があり、低周波の働きによってエンドルフィンの分泌が増大するというのです。(ジョスト、1990年)したがって、音楽があれば、麻酔の量を減らしても、痛みを感じることは少なくなります。


・脳は一種、α波が出ているときは身体がリラックスしているときです。これを簡単に出すには「逆立ち」することです。頭に血が上りますし、ずいぶん疲れることは間違いありません。しかし、比較的簡単にα波が出るのです。これは実験的にも確認されていることです。逆立ちをすると、頭が休まりスッキリしたという感じを味会えます。ちょっとやってみてください。


高層階に住むことは心理学的にもおススメできません。なんと高層住宅に住んだ家族の半分以上が神経症になってしまったのです。さらに、最上階に近いフロアであればあるほど、

1 子どもが夜泣きして泣きやまない
2 子どもが落ちて死亡する事故が多くなる
3 子どもの知能の発達が遅れる

など、子どもにとって、ずいぶんひどい悪影響を及ぼす結果をしめす心理学データは後を絶たないのです。


・天才と呼ばれた人たちのリラックス法を紹介しましょう。天才が天才たるゆえんは、適度なリラックスをとることで、より自由な発想ができたことです。ベートーベンは「散歩」。歩くことでより良い作曲のイメージを得ていたのです。ちなみに、散歩は作家や哲学者も、よくするリラックス法です。ダンテやカント、坪内逍遥などが毎日のように散歩をしていたといいます。これは心理学的に見ても理にかなった方法です。


モーツアルトの息抜きは「悩むこと」でした。悩んで悩んで悩み抜くことで、逆にストレスに打ち勝っていたのです。彼の悩みは二つ、「自分の才能が涸れてしまうのではないか」「曲を作りつづけると、いつかは新しい曲をつくることができなくなるのではないか」この問題を避けて考えず、むしろ一生懸命考えることで、ストレスを発散していたようです。心理学的には、「一日に30分だけ」集中して悩むと次第に疲れてきて「やーめた」という気分になります。


イギリス首相のウィンストン・チャーチルのリラックス法は、昼寝でした。どんなに忙しい時でも、必ず昼寝をする。この習慣を崩さなかったからこそ、チャーチルは16時間という激務をこなすことができたおんでした。目を開けていると、どうしても人間の脳は休めません。ともかく目を閉じて、しばらくの間だけ一切の情報をカットしてしまう。すると脳を休憩させることができるので、またやる気を取り戻すことができる、というわけです。


斬新なアイディアを手に入れるにはアーモンドの香りが役立ちます。もちろんアーモンドがたっぷり入ったチョコレートを食べるのも、よい作戦です。また、記憶を高めるには、ウィスキーの香りがおススメです。集中したいときには、ガムを噛むことです。


「笑う門には福来たる」といいますが、お笑いは人を健康にさせます。その鍵はリンパ球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞です。NK細胞は体内に一億個以上あると考えられていますが、主な役目はガン細胞を攻撃し、破壊することです。信じられないようですが、「ワハハハ」と毎日陽気に笑っていればガンにならないのです。


・言葉は人間の心に大きな影響を及ぼしていきます。肥満の人ほど、「ノー」「ナッシング」という否定語を使っていたのです。なぜ人は肥満になるのか?それは不満が多いからです。不満が多いので、その不満を打ち消すために食事をすると、当然太る。その結果、また不満になるので、たくさん食事をする、という悪循環に陥っているのです。どんなに不満でも、否定語を使うのはやめましょう。


なるほど!バカ笑いばっかりしている私はガン知らずだね。(^u^)