この本、タイトルが同じだから、あれっ!?読んだよなあ?ダブっちゃったかな!?って一瞬おもっちゃった!あ、これ続編だったのね!?
・心を征服する者は、どんな領域でも勝利者になれる。 本書ではそれを、史実や歴史的な名言をもとに証明してみせる。 歴史を見ると、心を制する人が必ず成功している。 これはまぎれもない事実である。あなたは、 やがてそのことを確信するだろう。
・人を屈服させるには、二通りのやり方がある。ひとつは、暴力、 恐怖、強制を使うこと。もうひとつは、 心理学の法則を使うことである。
・興味深い実験がある。アメリカの心理学者が、 ある店で店員になりすまし、買い物客が来たときに、 特定の商品を買うように強い圧力をかけてみた。 すると一様に勧められた商品を買わなくなることが確かめられた。 次に別の買い物客をつかまえて、穏やかなセールスをしてみた。 すると、こちらのほうが、 お客が買ってくれる確率が高くなったのである。
・人間を動かす原動力は、強制ではなく、心でなければならない。 心を理解しなければ、心を動かすことはできない。
・クラウゼヴィッツは、兵力は分散してはならないと述べている。 これを「議論の構成」という問題に応用して考えると、 要点を分散してはならないということになる。 本当に伝えたいエッセンスは、 一ヶ所に集中しておかなければならないということになる。
「色彩心理学が解き明かす「武田信玄の騎馬隊」の恐ろしさ」「「 音楽」でナポレオンは勝利し、企業は儲かる」「 人は良い情報より悪い情報を信じる」「「戦国策」 が教える三番手の効能」「古代から変わらぬ「陰口」の代償」「「 怨み」は最大の敵をつくる」「下手に出るのは、 最大利益を得るテクニック」「反対者を取り込むには、 不利な情報もあえて流せ」「パナマ運河の「スモール・ ステップ戦略」」「ピタゴラスの時代から「沈黙は金」」「 ケネディは、目標を与え人を動かす達人」「 ルーズベルトが実証した信用を得る「本音」の使い方」「 実行力でオリジナルを超えたリンカーン」「 謝罪の仕方で明暗が分かれる」など。
具体的な事例がたくさんあるね。これでロールプレイを交えてワークやりたいね。オススメです。(・∀・)