- 出版社/メーカー: エフエム東京
- 発売日: 2009/04/24
- メディア: 単行本
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MUSIC〜名盤!…『もどり道』&『弾き語りパッション』(井上陽水)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20100815
さて、この本は陽水のデビューから現在までの40年のインタビュー、名言集、発言集の集大成。あらゆる雑誌を網羅し抜粋した発言の数々と関係者の証言、各年のディスコグラフィー、レコード評、ツアースケジュールなど多数の記録をまとめた初のアーカイブス決定版。フツーじゃない陽水の素顔がここに。そのエッセンスを紹介しよう。
1973年「新譜ジャーナル」 25歳
Q 子供のころ一番印象に残っていること
A たばこが今ほどおいしくなかった
Q 失恋回数
A あなたより多いと確信している
Q ヤセている女に惚れるか、太っている女に惚れるか
A 「愛は心の問題」とマネージャーに言えと言われています
Q 結婚はしたいですか
A したいときとしたくないときが3分の周期でやってくる
Q コカ・コーラは好きですか
A 深く考えたことがありません
Q コーヒーは好きですか
A 深く考えた末好きです
Q 自分で料理ができますか
A あれが料理と呼べるならできます
Q 歌をつくるようになったキッカケ
A 3年も浪人したからです
Q 歌をつくるとき詩が先にできますか、曲が先ですか
A 職業上秘密です
1990年 42歳
・メロディは、作るんじゃなくて、そこにあるんだと、ディランが言ってるんです。それを取っただけだと。ギターを持って、ああだこうだやってると頭からお尻までメロディができちゃうんです。それは振り返っても、ある意味じゃ客観性のない空白の時間なんです。精神的に無にするという状態ですかね。歌詞の場合は、もう少し意識的ですが。それでも、どうしてこの単語が出たのか、自分でもわからないときがありますね。
1991年 43歳
・昨日コンサート用に歌詞カードとか調べていたんですけど、まるで女の人のようになって歌っている曲が多いなあ〜とは思ったんですけどね。意識はしてなかったんですよ、もともと、「この曲は女性の気持ちで書こう」と思って書いたのは、中森明菜さんに歌っていただいた「飾りじゃないのよ 涙は」とか、2,3曲なんです。ところが、自分で歌っているものの中にも考え方の流れとかに関して女性的な歌が多かったんです。そのことにハタと気がついた。
面白いよね。聴いてもよし。読んでもよし。やっぱりスーパースターだね。(^u^)