「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜ビックリするくらい人間関係がうまくいく本!…『偏愛マップ』

偏愛マップ―ビックリするくらい人間関係がうまくいく本 (新潮文庫)

偏愛マップ―ビックリするくらい人間関係がうまくいく本 (新潮文庫)

我が母校・明治大学教授の齋藤孝センセイ。(^u^)ここでも何冊か紹介したけど、いっぱい本を書いてるよね。


BOOK〜頭がグングンよくなる!…『齋藤孝の速読術』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080304

BOOK〜人生の予習復習はたんねんに…『人生練習帳』(齋藤孝
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070629


この本はタイトルに惹かれて読みました。いいねえ…、「偏愛」!(^v^)偏愛マップは、その名の通り「偏って愛する物」を一枚の紙に書きこんだマップです。「ちょっと好きなものマップ」とは違います。偏愛でなければなりません。人との嬉しい出会い、通じあう楽しみ、いい人間関係というのは、互いの偏愛やクセの結びつきによって起きるからです。偏愛と偏愛の融合、こうした「偏愛劇場」が人間関係の醍醐味ともいえます。自分がホントに好きなものは何か?そういう問いをポジティブに自分に発してみようというのが、偏愛マップのねらいです。


とにかく、好きなもの、それもハンパじゃなく好きなものを、紙に書き出します。書き方はそれぞれの勝手でいいのですが、「人に見せるもの」という前提は頭にいれておいてください。ただし、きれいに書くことを意識しすぎる必要はありません。まずは、読める程度に書きなぐるくらいのつもりで書いてみてください。
偏愛マップができたら、相手を見つけ二人一組になります。それぞれのマップを互いに交換し見せあいながら、コミュニケーションを図る。実に簡単なことです。ひとめで相手の興味がわかります。何が好きかがお互いにわかっていれば、会話の糸口というものが格段につかみやすくなります


個性とはその人の持っている「世界」のことです。「世界」というものはその人の好きなもの、偏って愛しているものの集合体と考えられます。たとえば、偏愛する人物でその人らしさがわかります。「佐藤です」「鈴木です」といってもほとんど記憶に残りませんが、「伊能忠敬が好きです」といわれると、忘れることができません。同じ人や首位を偏愛したりしていると、一気に距離が縮むわけです。


偏愛マップを使うと、コミュニケーションがとりづらい人同士や、人づきあいの下手な人間が、実に感動的なまでにふれあい語りあうことができます。偏愛マップ「奇跡の出会い」を数限りなく起こす可能性を秘めている、そんなコミュニケーション・メソッドなのです。
新入社員や異動で新しい人が加わるときは必ず、偏愛マップでコミュニケーションをとってください。偏愛マップでわかったそれぞれの個性をぶつけあって、個人個人が本当の意味での知り合いになって、相手のことを考えることができるようになって、チームワークを高める。それが偏愛マップを使った職場革命です。仕事の生産性を決めるのは、コミュニケーションの密度と速度です。


偏愛マップを使えば、マップに書いてあることは、遠慮なく質問することができます。話しのきっかけ、しかも自分も関心があり相手も喜んで話したいネタを一瞬にして提供するのが、偏愛マップの力です。


分の大好きなことについて好きなだけ話すことができたなら?それは人間の最大のストレス解消になると思います。


これは、私の「ジャバラ名刺」の応用編だね〜!(^v^) 今度偏愛マップを作ろう!面白いのができそう!