- 作者: リサランドール,若田光一,Lisa Randall
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2007/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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SAトレーナーブログ 小野塚:散歩で見つけたもの
http://blog.livedoor.jp/samaster/archives/51719250.html
さて、先日、このブログでも紹介したこの本。興味深かったね。(゜o゜)
BOOK〜未来を変える衝撃の力!…『二つの真実』(船井幸雄)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20100807
船井さんの本にも紹介されていた本は、ちょっとムズカシイ、今、ノーベル賞に最も近い美人理論物理学者、リサ・ランドール博士の最新宇宙論!しかもインタビュアーが宇宙飛行士の若田光一氏!しかも出版社がNHK!ということは確からしいということだよね!?(゜o゜)
物理学界がいま最も注目する5次元宇宙理論とは? すぐそこに存在するという第5の次元はなぜ目に見えないのか? そもそもそれは存在するのか? 現代物理学の歩みから最新理論までを数式を一切使わずにわかりやすく解説したベストセラー。待望の邦訳、ついに刊行。そのエッセンスを紹介しよう。
・「私たちの暮らす3次元世界は、人間の目には見えない5次元世界世界に組み込まれいてる」―1999年、人るの世界観を覆す概念を発表し、一躍世界の注目を集めたのがリサ・ランドール博士。博士は、アメリカ・ハーバード大学で数式を使って物理の法則を研究する理論物理学者だ。
・「5次元世界は3次元世界の縦、横、高さに時間、そして5番目の次元方向への距離で表される」残念ながら、人間がこの5次元世界を感じることはできませんし、行くこともできません。私たちの住むこの宇宙は、3次元の膜のようなものの上に貼り付けられているからです、私たちはその3次元の膜にぴったりと貼りついていてそこを飛び出して5次元世界に入っていく方法はないのです。しかし、5次元世界は確かに存在していて、私たちの暮らす3次元世界に驚くような影響を与えている可能性があるのです。
・水滴がシャワーカーテンに貼りついて下に落ちていくのと同じように、わたしたちも3次元世界の中を移動することはできます。けれども、その水滴がシャワーカーテンからバスルームに飛び出すことが出来ないように、私たちも5次元や6次元などの高次元世界に飛び出すことはできないのです。
・その膜はスライスしたパンでもイメージできます。パンの塊をスライス状に切ってみると、そのうちの1枚が3次元の膜、つまりわたしたちの暮らす3次元世界とみなすことができます。そして、わたしたちの存在する膜以外にも膜は存在するかもしれません。つまり、ほかの1枚1枚がまた別の3次元世界であり、そのパンを取り巻く空間が高次元世界です。さらにわたしたちのパンの隣のパン、つまり別の3次元世界には何か別の生き物が棲んでいるかもしれない…というふうに想像は広がっていくのです。
・現代の物理学では、重力エネルギーは時空を超えて自由にふるまえる、すなわち、3次元世界と5次元世界の間を行き来できると考えられています。
・(今世紀を生きるうえで、あなたが最も大切にしたいものは?の質問に)
探究心、理解力、友情、この三つです。
探究心、すなわち、「なぜ物事は今日、わたしたちに見えるように現われているのか」―それを知りたい、解き明かしたい。でも、目の前にある世界だけを見ていては、人は往々にして間違った仮説を立ててしまいます。自分以外の人間を理解する力、自分以外の文化や世界を理解する力が、より深い大きな意味での理解に結びついていくのだと思います。そして、友情は自分以外の人を好意的に理解することだと思います。私の研究にとって、そして人生にとって不可欠なのは、お互いにこうした関係を築くことのできた友人たちなのです。
・若田光一さんの話
初めて国際宇宙ステーションで電気を消して眠りについたときに、目を開いても閉じても真っ暗、という今までになり状態を経験しました。無重力状態でふわふわ浮きながら真っ暗な部屋で目を閉じてみると、体のどこにも接しているものがないので、自分はいったい、本当はどこにいるのだろうかという不思議な浮遊感を味わいました。またに、たったひとりで暗黒の宇宙空間を漂っているようなイメージですそのとき、私が暗闇の中で見た見えないもの、つまり、「われわれの存在する世界は、目に見えているものだけではないという感覚」、それが5次元世界とどこかでつながっているような気がしてなりません。
どう?面白いよね!(^v^) リサ・ランドール博士の本、もっと読んでみようっと。
異次元は存在する リサ・ランド―ル
http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/paradigm/Lisa.htm