- 作者: 和田裕美
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2009/08/21
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 153回
- この商品を含むブログ (42件) を見る
事実はひとつ。でもその見方はひとつではない。それが「新・陽転思考」。ウチ(SA)では、現象に対してどう解釈するかによってその人の人格、人望、可能性、未来が変わる。同じようなことを言っているよね。そのツボとコツを紹介しよう。
・物事にはプラスとマイナスがあります。ポジティブシンキングではプラスを見るようにして、マイナスは見ません。一方、陽転思考では、プラスとマイナスの両方を見て、どっちがいいか自分でチョイスする方法を採ります。もしくは、あたかも100%マイナスにしか見えない物事からプラスを探して、そこからマイナスとプラスをもう一度見直して、どっちがいいかを自分でチョイスする考え方です。どんなに真っ暗でも、そこから一点の光を見つけることです。
・最初にとにかく「よかった」と口に出してしまうことです。暗澹たる気持ちで絶望していてもいいのです。とにかく、自分の口から嘘でもいいので、「よかった」と言うのです。「怪我をしてよかった」「失敗してよかった」「財布をなくしてよかった」そして、そこから自分に問いを立てます。「なぜ?」と自分に聞くのです。
「入院するほどの怪我でなくてよかった」「相手に怪我をさせていなくてよかった」「自分の不注意さに気付けてよかった」「新しい財布を買えてよかった」この方法は無意識に「よかった」を探せるようになる思考パターンづくりのトレーニングのようなものだと思ってください。
・私が思う「不況時の五大メリット」
1 創意工夫が生まれやすい
2 新たなビジネスチャンスを生み出す
3 自分を磨くタイミングである
4 自分の軸がしっかりしてくること
5 「思いやり」が増えること
人間にとっては雨でも、植物にとっては「晴れ」だからね。(^_-)-☆ 現象に対する解釈力を磨いていこう!