「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜真実のリーダーとマインドオペレーション!…『心の操縦術』

心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション

心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション

総入れ歯…、いや、そういえば…、今日は私たち夫婦の15回目の結婚記念日じゃあーりませんか!(^。^)早いものだね。そう、あの頃は若かったなあ!


さて、日本を代表する脳機能学者、計算言語学者認知心理学者である苫米地英人氏。(^v^)この本もめちゃめちゃ仕入れになったね。

BOOK〜禁断の営業術!…『営業は洗脳』(苫米地英人
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20091114

さて、この本では、真実のリーダーが、自らの脳と心を自在にコントロールし、他者を圧倒的な心理力で率いるための理論とトレーニング法など秘密のテクニックを分かりやすく解説。そのツボとコツを紹介しよう。


・他人を動かす方法は、基本的に人参ぶらさげ式しかありません。人参をぶらさげる高さは、相手の視点の高さに合わせます視点の低い人には低い位置で、高い人には高い位置でぶらさげるのです。
しかも相手が意識している空間ではなく、無意識の空間にぶらさげることが重要です。「これ美味しいですよ」「これすごいですよ」「儲かりますよ」…というのを、相手の情報空間の中に書いてあげればいいわけです。


・基本は、相手の臨場感が同調するまで自分の視点を下げてその臨場感を共有して、その共有された臨場感の空間に書き込んでやるということです。そうすれば、相手は従わざるをえなくなります。例えば、目の前に自分を好きになって欲しい人がいたとしたら、相手の座っている視点に自分の視点を入れるのです。自分の視点をその人の側に持っていきます。相手が自分を見ている視点を、できるだけ高い臨場感ではっきりとイメージします。相手の目から自分の顔を見るのです。


・相手の心に相手の視点の高さで自分が同調する。同調すると、臨場感世界を共有します。つまりいま二人でいる世界がより親密になります。ラポールと言われる現象です。そうすると相手に自分への好意が生まれてくるのです。好意を抱く相手とはより強く、ホメオスタシス同調」が起きることが過去の実験で確かめられています。そいういうふうに人間はできているのです。


ホメオスタシスとは、「恒常性維持機能」と訳しますが、生体が環境とフィードバック関係を持つことにより、生体の機能をより安定的にしようとする作用のことです。呼吸が一定であったり、走るとと心拍が上がり、止まるとゆっくりもとに戻るのはホメオスタシスの作用です。まばたきや心臓の鼓動もなどの身体も心も、同じことです。だから、仮想世界の映画を見ながら、また小説を読みながら、涙が流れるのです。人間の体のホメオスタシス状態は、単にずっと一緒にいるだけで同調します。それと同じく、考えていることも相手と同調するのです。ホメオスタシス同調は特に好感を抱いている相手に対して強く起きます。ただし、どちらがより相手に強く同調させられるかは、基本的にはどちらがより強く臨場感を持っているかによります。


「真実のリーダーとは?」、「リーダーの解決法」、「脳と心のトレーニング」、「実践が全てを変える」、「見ているのに見えないもの」、「『脳の入出力』増強法」、「脳と言葉は進化する」、「全員がリーダーとなる組織」など…などなど。経営者、管理職、リーダーの方には、特におススメよ。(^−^)


ドクター苫米地ブログ

http://www.tomabechi.jp/