「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜脳を洗濯するぜよ!…『夢をかなえる洗脳力』(苫米地英人)

夢をかなえる洗脳力

夢をかなえる洗脳力

ここでも何度か紹介してきた日本を代表する脳機能学者、計算言語学者認知心理学者である苫米地英人氏。あのオウム事件の捜査に貢献したこともある脳洗脳の専門家でもある。


BOOK〜真実のリーダーとマインドオペレーション!…『心の操縦術』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20091204

BOOK〜禁断の営業術!…『営業は洗脳』(苫米地英人
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20091114


自分の夢、目標、ビジョンをかなえるには、洗脳力が必要だった!そのツボとコツを紹介しよう。


世界とは自分が認識したものである。認識していないものはあたなにとって存在していないのと同じことなのです。言い換えれば、「モノがあるから認識するのではなく、認識するからモノがある」オウム真理教の洗脳なども同様です。信者たちはみな、麻原彰晃をすばらしい教祖と見ていただけでなく、見た目もハンサムは男に見えていました。そして脱会させようと頑張っている自分の家族たちは、鬼か悪魔に見えていたのです。オウム信者たちは、私たちとはまったく違った世界の中で生活していたのです。


・この認識こそが世界だとすると、脳が認識するのは情報なので、世界とは情報であるということができます。


・自分という存在を決めているのは何かと考えてみると、それは他者(他人)との関係だと気づくはずです。ということは「自分とは単独で存在するものではなく、他者(他人)との関係によって存在するものである」こう考えれば、自分がどうこうではなく、他者のことを考えて行動することができるようになります。


・自分という殻に閉じこもっていては、本当の夢、幸せには辿り着けません。「私」という世界から抜け出して、もっと高い抽象度で広い視野で物事を見ない限り、いつまで経っても幸せにはなれないのです。「私」よりも「夫婦」「家族」という概念は「私」よりも抽象度が高いといえます。「親戚」「近隣」「町内」「市区町村」「都道府県」「日本」「アジア」「世界」…という具合に高めることができそうです。こう考えていくと、より抽象度の高いレベルの幸せを願う方が、その人自身の満足度も高くなるということになります。


「時間は過去から未来へと流れているのではなく、未来から過去へと流れている」のです。現在の行為が過去になるのです。つまり現在の結果が過去です。あなたのいる位置が現在とすると、あなたに向かって未来がどんどんやってきては、過去へと消えていっているわけです。


過去とは、その人の記憶の中にある、起こった出来事に対する現在の解釈です。過去とは私たちの記憶の現時点での解釈に過ぎないのです。ここではっきりさあせておきたいことは、過去の選択を振り返って、「もしあのとき別の選択をしていたら」と考えることはまったくナンセンスであり、その時点であなたがベストだと思ってした選択であるならば絶対にそれがベストであり、それ以上にいい選択はない、ということです。


発達心理学の研究で、大人になってから無意識に下す判断の8割から9割が親の物真似であるというデータがあるほどです。


・記憶力の高め方はセットとなる二つのアプローチがあります。それは、情報のインプットとアウトプット脳への入れ方と出し方です。この二つがうまくできれば記憶力は格段にアップします。では、どうすればインプットできるか?それは脳の中の海馬という器官に、「これは知らない情報だ」と思いこませればいいのです。その方法は「間違えること」です。間違えれば、海馬は明らかに知らなかったものだと認識し、その情報はインプットしやすくなるのです。脳は間違えたことを覚えるようにできています。間違いが記憶のインデックスとなるのです。


・記憶の出し方の基本は、「記憶を入れた時の状況を正確に再現すること」です。記憶のインプット時の決めごと、なんらかの癖、儀式を決めておいて、思い出す時は常にそれを再現するというのがいいでしょう。たとえば、マーカーで線を引く、同じ鉛筆を使う、同じ音楽をかける…そうすると記憶は出てきやすくなるのです。


なるほど!ウチ(SA)のトレーニングでも、わざと「ヘボ」を演じてロールプレイすると印象に残るということと同じか!(^<^)分かるなあ!これは使えるねえ。( ..)φメモメモ