「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか』(岩月謙司)

なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか (講談社+α新書)

なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか (講談社+α新書)

「女ごころと秋の空」は変わりやすいっていうよね。(^。^) ホントかな!?男の方が変わりやすかったりして…。


さて、またまた興味深い本に出合いましたよ〜!男と女の差について、筆者が数千人の女性に対して行ったアンケート調査や面談による調査結果で、「多くの女性に当てはまる傾向として、こういうことがあるのではないか」という仮説について書かれた本なのだ。おところ

男と女はどう違うのか?なぜ男女は互いに求め合うのか?女ごころをどう受け止めたらいいのか?そのツボとコツを紹介しよう。


・現代の脳科学によれば、男女の脳は違っているところがたくさんあります。たとえば、左右の大脳半球をつなぐ前交連や脳梁です。視床下部の構造にも男女差があります。これまでの様々な知見から「男と女の間には深くて暗い川がある」ことは間違いありません。


男性は自分より身長の低い女性を見ると、より女性がかわいらしく思え、なおかつ、女性を保護したくなるという衝動がおきます身長差というのは、女性にとってはオトクな性差です。上から見ると、目が顔の下の方に位置して見えるので、よりかわいらしく見えるのです。幼い子どもがかわいらしく見えるのと同じ原理です。


女性はきれいなものが大好きです。たとえば、花。きれいな花なら3000円払ってもほしいと思いますが、男性なら100円でももったいないと思います。女性はきれいな花をみることで得られる快感が大きいので、その快感に見合った投資をします。しかし、その点男性は花に1000円払っても、100円分くらいの「快」しか得られないのです。花に限らず、他のことでも、たとえばドライブや旅行など、男女がまったく同じ行動をしても、悦ぶ量に大きな差があるということです。


・女性はたくさんある悦びのネタの中でも、特に恋愛や結婚から大きな快を得ようとする傾向が強いものです。女性が熱心に化粧をし続けるのも、きれいになることが快であり、また化粧することで大きな利益(愛されるという利益、または、愛されないのではないかという不安から回避できるという利益)を得ているからです。
女性にとって、恋愛における快感の大きさは男性より何倍も大きいのです。それだけ大きいからこそ女性の恋愛に対する気合いの入れ方が半端ではないのです。
「愛されること」こそが女性にとってのもっとも大きな快感だからです。だから女性は美しくなりたいのです。それゆえ、女性はすべてを捨てて恋愛に命を捧げることが可能なのです。そして女性がファッションや化粧に莫大な投資(時間とお金とエネルギー)をするのも、愛されることに命をかけているからです。


男性は社会の中で自分の位置が不明瞭だと精神的に不安になるのです。でも女性にはこういう不安がほとんどありません。女性にはわかりにくり男性特有の不安です。だから地位をほしがるのです。


女性にとって「安心」は特に重要です、女性の精神の安定は安心から来る、と言い切ってもいいくらいです。、安心と安定はイコールと言えます。女性は誰かとつながっているということを確信できると安心します。しかし、男性の場合は女性ほどではありません。多くの女性は自覚こそしていませんが、「人とのつながり」がないと精神が不安定になるのです。女性はおしゃべりを通して、互いのつながりを感じて、そこから多大なる安心を得ているのです。「美しい=愛される=悦びが得られる=安心する=心が安定する」という心の法則を女性は経験的に学びとっているのです。


女性は、快とか不快の感情をしっかりとかつ正確に記憶するのです。だから一般に女性は男性よりも自分の感情を表現するのが得意なのです。男性は感情よりもまず事実なのです。男性はまず何をしたかちう事実を記憶し、その事実に「うれしかった」とか「悲しかった」という感情を「おまけ」のようにくっつけて記憶するのです。


・大部分の女性は自覚していませんが、女性の話の9割は、自分が感じた感情の話です。女性の過去の感情を正確に思い出せます。つまり「過去の美しい思い出をいだいて生きる」ことができます。たいていの男性は、奥さんに先出されると落胆して生きる気力を失います。奥さんを亡くしたとたんに急にぼけがはじまったりすることがあります。過去の快の感情を思い出せないのです。
一方、女性の場合は男性ほど落胆しないことが多いものです。概して元気です。過去に夫とともに感じた喜びを思い出すことができるから、夫が死んでもそれほど淋しくないのです。心の中にはたくさんの快が記憶されているのからです。


なぜ、女性は涙もろいのか?女性はしばしば、今感じている悲しみまで思い出しては涙を流しているのです。女性は涙を流しやすいというよりは、過去の悲しみの感情を刺激されやすいと言ったほうが正確です。泣くことで過去の大きな悲しみが刺激され、その結果、脳の中が悲しみでいっぱいになるのです。こうして、「泣くから悲しくなる」のです。


はあ〜…!女ごころってムズカシイ…。(^^ゞ もっと勉強しなきゃね。どなたか美女のあなた、女ごころを教えて〜!φ(..)メモメモ