私のイチオシの作家、東野圭吾氏の名作。ここでも紹介したよね。(^。^)
BOOK〜復讐は許されるのか?…『さまよう刃』(東野圭吾)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080905
良い本だな〜と思っていたら、ナント150万部を越す大ベストセラーになったんだって。そして昨年から待ち望んでいた待望の映画化。待ちきれなくて見に行きました!この手の映画は妻は苦手なので、一人で…。(^^ゞ
ごく普通のサラリーマン、長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによってレイプされた末の遺棄だった。妻を病気で亡くした長峰は、娘の成長だけが生きがいだった。それを無残にも、人間とは思えない卑劣な手段で奪われたのだ!
そして、謎の密告電話によって犯人を知る長峰。「絵摩さんはスガノカイジとトモザキアツヤの二人に殺されました。これは悪戯電話ではありません。…」そして、長峰は、娘の復讐に乗り出した。
長峰は、犯人の一人を殺害し、さらに主犯の少年を追う。愛する娘の仇をうつために。それを食い止める警察との息詰まる展開!そしてさらに衝撃のラストシーンが…。
この映画のテーマは、「幸いの人を奪われたとき、あなたはどうしますか?」というもの。おそらく私が長峰の立場だったら間違いなく彼と同じ行動をしただろう。
竹野内豊演じる若手刑事・織部が、ベテラン刑事真野(伊東四朗)に語る。
「我々警察は市民を守っているわけではない。警察が守ろうとしているのは法律の方ってことですか!?」
未成年犯罪とは?人を裁くとは?正義、倫理とは?人は更生できるのか?復讐は赦されるのか?など多くのテーマが盛り込まれた秀作!信じられないような凶悪犯罪が増えてしまった我が国のすべての人に見てもらいたい作品。見るべし!!!(゜o゜)