- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: 単行本
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『虚像の道化師ガリレオ7』を書き終えた時点で、今後ガリレオの短編を書くことはもうない、ラストを飾るにふさわしい出来映えだ、と思っていた著者が、「小説の神様というやつは、私が想像していた以上に気まぐれのようです。そのことをたっぷりと思い知らされた結果が、『禁断の魔術』ということになります」と語る最新刊。四編の短篇集。
1 「透視(みとお)す」〜透視能力って本当にあるのか!?
2 「曲球(まが)る」〜プロ野球選手妻の愛情とは!?
3 「念波(おく)る」〜双子にはテレパシーがある!?
4 「猛射(う)つ」〜えっ?ガリレオ先生が殺人を!?
「どうした?諦めるのか?一年近くも準備してきたんだろ?警察に捕まることも覚悟の上だったんだろ。だったら、何を躊躇う必要がある。私のことなら気にするな。これもまた自業自得だ。教え子に正しく科学を教えてやれなかったことに対する罰だ」
ん〜深イイ…。このシリーズでガリレオ先生こと湯川学准教授も、草薙刑事も内海刑事も明らかに成長しているんだよね…。やっぱり東野圭吾はやめられない!オススメです!
東野圭吾『禁断の魔術 ガリレオ8』文藝春秋 特設サイト
http://bunshun.jp/pick-up/kindan/