「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜なぜライバルの足を引っ張るのか?…『嫉妬学』(和田秀樹)

嫉妬学

嫉妬学

嫉妬ってやだよね〜…。(+o+) 嫉妬深い人ってあまり好きじゃないなあ…って思っていたら、実は嫉妬には二種類あるらしい!簡単にいうと、自分を高めるモチベーションにつながるものと、人の足を引っ張る不健全なものと。前者は上がり目だけど、後者は下がり目だよね…。(^^ゞ


いまのい自分より相対的に上にいる人間をうらやむ感情ー「嫉妬」というこの感情は、あらゆる人間が持ち合わせています。そして2種類の表現刑があります。ひとつが「ジェラシー型嫉妬」、もうひとつが「エンビー型嫉妬」です。
この本は、二種類の嫉妬の違いをベースに、いまの日本の問題――受験戦争、不況、企業体制、官僚問題、学問の不振などを鮮やかに腑分けし、「よりよき道」を指し示す。そのエッセンスを紹介しよう。


・いまのい自分より相対的に上にいる人間をうらやむ感情ー「嫉妬」というこの感情は、あらゆる人間が持ち合わせています。そして2種類の表現刑があります。ひとつが「ジェラシー型嫉妬」、もうひとつが「エンビー型嫉妬」です。


「ジェラシー型嫉妬」とは、学校や職場などの現実社会において「あの人のようになりたい」「あいつには負けたくない」という具合に目標とする相手やライバルに対し、「自分の実力を伸ばす」ことで勝ち抜こうと言うポジティブな嫉妬のことです。よく一流のスポーツ選手や漫画家は嫉妬心が強いという話を聞きますが、それは彼らがたとえ一流になっても現状に安住せず、常に自分のライバルや目標を見つけ、それを超えようとするからです。


・一方のエンビー型嫉妬とはなにか。それは嫉妬の対象となっている相手をただうらやむだけで自らの実力をのばそうとはせず。代わりに足を引っ張ったり悪口を言うことで相手を貶め、「相対的に自らの立場を上にしよう」というネガティブな志向の嫉妬のことです。絶対に勝てそうにない相手に対して感じる嫉妬の感情やテレビや雑誌の報道などで有名人の不祥事やスキャンダルをよろ近んでしまう感情、あれが典型的なエンビー型嫉妬です。「出る杭は打たれる」ということわざのとおりです。


今の日本は「エンビー型嫉妬」優勢の社会なのだとか。いまこそ、ジェラシー型社会へ変えるためには!?あとは読んでね。おススメです。(^ム^)