- 作者: 亀山早苗
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 単行本
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タイトルにドキッとして読んでみました。(・。・)著者の亀山早苗さんは私の母校・明治大学の先輩だ。前作の「女の残り時間」もリアルな内容だったよね。
BOOK〜ときめきは突然、やってくる…『女の残り時間』(亀山早苗)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090616
その続編ともいえるこの本は、今度はオトコの視点から、主に40代の「婚外恋愛」をまとめたもの。婦人公論で連載をまとめたんだって。(^−^)
なんか分かるなあ…。この気持ち!人を好きになるって本能的なものだからね。男と女ってどうしようもないことってあるからね…。素敵な女性も多いからね〜。(^_^.)
・「そうなんですよね。家庭も妻も大事。歴史がありますからね。妻にはなんの落ち度もないわけだし、特別不満があるわけでもない。だけど、彼女のことは恋しい。比べられるものではないんです」
・「『結婚って、順番なの?あとから好きな人に出会っても一緒にはなれないの?』といって泣き崩れた彼女の姿が、今も忘れられないんです」
・「恋は子供を大人にし、大人を子供にする」ということばがあるけれど、それは本当なんだなあと何度も感じられた。
・私は婚外恋愛を推奨はしない。だが、批判もしない。恋に落ちたことがあることがある人なら、誰もがその底なし沼のような魔力を知っているはずだから。ただ、あなたが男であれ女であれ、なるべく他者を巻き込まず、傷つけないような配慮をしてほしい。それが「大人の恋」だと思うから。
…その他、「彼女と妻と、選べない苦しみ」、「ダブル不倫の苦悩」、「転落した男の事情」、「強くなっていく独占欲」、「泥沼の深みへ」、「男と女がいる限り…二十年愛」…などなど。リアルだなあ、生々しいなあ。(^^ゞ人間らしくっていいなあ!一生恋しているっていいよね。オススメよ!