監督:大林宣彦 出演:原田知世、高柳良一、尾美としのり 原作:筒井康隆
若いときに星新一と並びハマった作家が筒井康隆。(^。^) そしてこの頃デビューした原田知世の映画「時をかける少女」は1983年公開だから私が大学の1年生の時だね。我々は、「時かけ」と呼んでました。(^_-)-☆
この映画は、ビデオではなく映画館をハシゴして16回見たくらいハマった!好きだったなあ、原田知世は!「TOMOYO express」という私設ファンクラブにも入ってたくらいだから。実家には写真集もシングル盤、LP、(死語…!?)たくさん、あるなあ。若かったね…、今でも好きだけどね。(^。^)
その映画を25年ぶりに見ましたよ〜!今見ても当時やっぱり新鮮!新たな感動!知ちゃん、初々しいねえ!(^。^)しかし、単なるアイドル映画ではないっ!冒頭からドキッとさせる字幕が。
「ひとが、現実よりも 理想の愛を知ったとき それは、ひとにとって
幸福なのだろうか? それとも不幸なことなのだろうか?」
何よりも広島県尾道の風景と音楽、ひとつひとつのシーンが独特の間があり、ゆったりと時が流れ印象的だ。恋に芽生える高校生の微妙な心理を描いている。
例えば、芳山和子(原田知世)が、幼なじみの醤油屋のせがれ・堀川吾朗(尾美としのり)に借りたハンカチを返すシーン。
「そのハンカチ おしょうゆの匂いがいっぱいしたわ…。…私おしょうゆの匂いって好きよ…。…なんだかやさしくって…」
そしてクライマックスシーンで、未来の薬学博士・深町和夫(高柳良一)が2060年の未来に帰るシーン。
「じゃ、お別れだ」
「もう行ってしまうの…イヤよ…イヤ……イヤ!私分からないわ…この気持ちはいったい何?胸が苦しいわ、分からないわ…、これは、愛なの?これは愛するってこと?」
「それは…やがて分かるときが来るよ」
「だってもう時間がないわ…!どうして時間は過ぎていくの?」
「過ぎていくんじゃない。時間はやってくるものなんだ」
この映画を見て、さだまさし「記念樹」を思い出しちゃったよ。
〜♪ とても愛してた たぶん生まれる前から あなたのこと知ってた
だから出会ただけで とてもとても幸せだった
次に生まれても あなたを愛せる 記憶なんて無くても
あなたにであっただけで 必ず あなたに気付いてみせる ♪〜
ん〜良かったなあ!(^。^)ストーリーの詳細はここを見てね。もう一度言う。単なるアイドル映画ではない!胸キュンになりたい方、絶対に見るべし!(^_-)-☆
時をかける少女 Wilkipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B0%91%E5%A5%B3_%281983%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB%29