「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜笑いを磨こう!…『人に好かれる笑いの技術』(鶴間政行)

人に好かれる笑いの技術 (アスキー新書 046)

人に好かれる笑いの技術 (アスキー新書 046)

お笑いが大好き。(^^♪ 人間は笑うために生まれてきたのでは!?と信じている。
さて、この本は、SMAP×SMAP』『王様のブランチ』などで活躍中の売れっ子放送作家が教える、ウケて好かれる会話の技術をまとめたもの。
思わず笑顔がこぼれるコミュニケーションのツボとコツが満載!放送作家の発想も仕入れられるよ。その一部を紹介しちゃおう。


・私は新人レポーターに対して、時折こんなアドバイスをします。

『すごい』という言葉を連発しないように。1回は『すごい』という言葉を使ってもいいのですが、その『すごい』ばかりを連発せずに、自分の言葉で表現するように。と。難しいけれど、そこを面白がって言葉をどんどん掘ってほしいのです。もしいい表現が見つからない時、たとえ表現が上手く伝わらなくとも自分の言葉でその感情を表現すること。それが大切なのです。


萩本欽一さんがかわいがる人 「タイショウの法則」

タ(他人を観察)…相手の立場を観察して、自分はどう動くべきかを考える
イ(いい挨拶)…大きな声で明るく挨拶
ショ(正直)…何事も正直に、嘘をつかないこと
ウ(受け入れる)…何事も素直に受け止める

当たり前と言われていることですが、なかなか実行できる人はいません。これらを押さえておけば目上の人にはたいていかわいがられるのではないでしょうか。


・私はとにかく仕事場へ行くときに、何かオマケの「楽しみ」をプラスするよう心がけています。言い換えれば「プチご褒美」です。例えば、仕事で神保町に行くことになった場合、前の晩に神保町界隈で、安くて美味しいB級グルメのお店を決めておきます。「以前行って美味しかったお店」「人から聞いたお店」「前から行ってみたいと思っていたお店」などからピックアップします。


妄想人間ウオッチング

私の場合は、ただ周囲を観察するだけではなく、いろんな人の中から一人を決めて推理&想像をめぐらせます。例えば…。

 どこへいくのか?年齢は?職業は?好きな食べ物は?好きな色は?好きな映画は?今、急いでいるのか?家族構成は?両親を大切にしている?今、抱えている悩み事は?家に帰ってからすぐやることは?今度の日曜日のプランは?今までに行った海外旅行は?今度行こうとしている海外旅行は?貯金はいくらぐらい持ってる?今、胃の中に何が入ってる?好きなおにぎりの具は?回転寿司で一番最初に取る皿は?その人の位置に立ってみることで、普段自分が考えない発想が出てくることもあります。


・新しいスタッフとコミュニケーションを取る質問

出身地は?学生時代の部活は何をやっていた?好きな食べ物は?嫌いな食べ物は?好きなプロ野球チームは?好きなことわざは?(座右の銘は?)長所は?短所は?最近食べたご馳走って何?


すべての話を1分、3分、5分で話せ!

私は見た映画(なるべく新作)の話を「1分」「3分」「5分」以内に話せるように習慣づけています。1分ならあらすじと要点だけ、3分なら全体ストーリーや感心したところ、5分はストーリーや見所や面白シーン、100点満点なら何点かなどを加えて話します。

言葉のズレを楽しめば会話も上手になる

マイケル・ジャクソン → ジャイケル・マクソン
ポール・マッカートニー → マール・ポッカートニー
ブラッド・ピット → ピラッド・ブット
まつだいらけん → けつだいらまん
もりすえしんじ → しりすえもんじ


・番組のゲストに藤井隆さんがボロッと出た言葉が印象的でした。それは、

「ウケなかった時の引き出しを、いくつも持っていたいんです」でした。芸人というのは、ウケなかった時やシーンとしてしまった時の空気や間の対処の仕方で真価が問われます。こんな時たった一言で静けさを爆笑に変えてしまう腕を持っているのが、小堺さん、関根さん、明石家さんまさん、島田紳助さんなどの人たち。
…ちょっとした場をつなぐ引き出し、映画の引き出し、美味しい店の引き出し、スポーツの話題の引き出し、人に合わせる引き出し…など何でも自分の人生で吸収してきたものが引き出しになるのです。「人生とは、引き出しをいくつ持っているかだ!」


どれもすぐ使えるものばかりだね。( ..)φメモメモ