「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「お楽しみはこれからだ〈映画の名セリフ〉」(和田誠)

世の中には名言・至言・名セリフがたくさんあふれているよね。
この本は、イラストレーターの和田誠が、「一度は使ってみたい名セリフや殺し文句を中心に古今の映画を語る楽しいエッセイ」何気によく聞く言葉が映画のセリフだったなんて!その中の代表的なものを紹介しよう。


「お楽しみはこれからだ」(ジョルスン物語)


「剃刀を磨いでくれ。冗談と剃刀は切れなきゃね」マイ・フェア・レディ


「一人を殺せば犯罪者だが、百万人を殺せば英雄だ」チャップリンの殺人狂時代)


「戦争を商売にしている人たちに比べれば、私は殺人者としてアマチュアです」チャップリンの殺人狂時代)


「片想いでもいいの。二人分愛するから」(荒野を歩け)


「あなたは今でも詩人?」「本当の詩人になった。一行も書かないからね」(舞踏会の手帖)


「あなたのように美しい人なら、サハラ砂漠を歩いても、砂があとを追うでしょう」(踊る海賊)


「一人は全員のために。全員は一人のために」(三銃士)


「子どもの頃、親分の車の部品を盗んでつかまった。親分は言った。部品なんか盗むな。車ごと盗め」(7人の愚連隊)


「雷が怖い?」「いいえ。うるさいだけ」「雷って何だか知ってる?」「ただの空気でしょ」「ちがうよ。男の雲が雲の女の子を追いかける。女の子が泣く。それが夕立が。男の雲がなくさめて二人は恋をする。それが稲妻だ。二人はキスをする。それが雷さ」(トップ・ハット)


「誰でも人を愛することができるわ。でもそれは人を所有するということじゃないわ」(予期せぬ出来事)


「男は立って、女はしゃがんで、犬は片足あげてするもの、なーんだ」(答え:握手)(心を繋ぐ6ペンス)


私が好きな映画の名セリフは、時をかける少女のラストシーン。


「じゃ、お別れだ」「もう行ってしまうの…イヤよ…イヤ……イヤ!私分からないわ…この気持ちはいったい何?胸が苦しいわ、分からないわ…、これは、愛なの?これは愛するってこと?」「それは…やがて分かるときが来るよ」「だってもう時間がないわ…!どうして時間は過ぎていくの?」「過ぎていくんじゃない。時間はやってくるものなんだ」

いい映画をたくさん見たいね。オススメです。(・∀・)