「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜仕事・勉強で成功する王道…『続ける力』(伊藤真)

続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)

続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)

ウチ(SA)は、「能力の差とは繰り返し反復の差」と定義している。(^。^)センスや才能ではない、誰でもツボとコツを押さえて繰り返し反復することすれば、セールススキルやコミュニケーションスキルを身につけることが出来る。そのためのプログラムやトレーニングを提供している。


さて、この本は繰り返し反復するための「続ける力」をいかに発揮するかというツボとコツを伝授。著者は、27年にわたる司法試験の受験指導、13年目を迎えた塾経営。二百数十回に及ぶ「明日の法律家講座」という無料公開講演会。毎月十回を超える憲法講演…などなどを繰り返し反復してきた、弁護士であり、伊藤塾主催の伊藤真氏。そのエッセンスを紹介しよう。


・歯磨き、洗顔、朝食、通勤、登校、炊事、洗濯、掃除、昼食、仕事、学校の授業、夕食、入浴、睡眠…など私たちは24時間たくさんの行為を毎日繰り返して生きています日常が無数の「継続」の上に成り立っていることは確かです。「生きる」とは地道な活動です。人が生きることの本質は、結果を残すことにあるのではなく、コツコツと時間をかけて生命現象を継続させていく、そのこと自体にあるとはいえないでしょうか。


「続ける力」がモノをいうのは、野球や将棋、司法試験の世界だではなく、ビジネスの世界も芸術の世界も趣味の世界も同じです。「続ける力」さえあればどんな夢でも叶います。そしてセンスやひらめき、回転の速さといった能力は天性の素質に左右されますが、「続ける力」は誰にでも平等に与えられています。


・どんな世界でも目標を達成するには、コツコツと地道な努力を「続ける」ことだけが王道ですラクな近道はありません。


継続は力なり。でも「続ける」ことは難しい。なぜか?それは「意志が弱いから」ではありません。それはどんなことでも、自分の目指すレベルに至るまでには、必ず「退屈で単純なプロセス」が存在するからです。英単語の暗記、野球の素振り、ダイエットのリバウンド防止しかり、継続すべき努力というのは、退屈なものがほとんどです。イチロー選手や羽生さんのような超一流の人たちというのは、それを飽きることなく楽しめる人なのかもしれません。


【では続けるコツは?】


・やるべきことを徹底的に絞り込んで、飽きや退屈さのハードルを下げること。


・何か新しいことを始める場合には、毎日の歯磨きのように自然なこととして受け入れられるように、「それを生活の原則」にするという意識の組み換えが必要なのです。


「もうダメだとおもうときこそ、ゴールが近い」というのがモットーです。


「ゴールからの発想」も効果的です。私は勉強を始めた受験生には、「毎日三時間の勉強を二年間続ければ、合格に必要な知識は身に付きます」とまず明確な数字を示します。


「合格後を考える」をイメージし、奮起してもらうために、伊藤塾は、司法の現場で活躍しているかたを招いて講演会をしたり、講義の合間に、お勧めの本や映画を紹介したりしています。ラグビーの選手は、敵にタックルするとき、相手の1メートル後方をターゲットにして飛び込んでいくそうです。


・簡単なことを「挑戦しがいのある難しいこと」に、「退屈なこと」を「楽しめること」に転化する工夫のひとつが「ゲーム化」です。ストップウオッチを使った「タイムルール」、「リセット」などの工夫も効果的です。


・自分の受験生時代、気持が落ち込んだ時のために、自分自身を励ますメッセージを書いた「元気カード」をつくっていました。


・すべての短期合格者に共通しているがの、「基本を大切にして繰り返し勉強する」という点です。一度勉強しただけでは覚えてくれない脳も、同じことを何度も繰り返してインプットされれば、「こんなに何度も入ってくるのだから忘れてはいけない重要な情報なのだろう」と判断しれくれる。いわば、情報の重要性を脳に「錯覚」させるのです。


エビングハウス忘却曲線によれば、どんなに記憶力のいい人でも、勉強の一時間後には半分以上、一日後には六割から七割程度は忘れてしまいます。だから私は受験生に、教室で講義を受けた後、家に帰って復讐する前に、その場で五分でも十分でもいいからノートを見直すことを勧めています。何を習ったのかを大雑把に確認しておくだけでも、その後の定着度がぐんとよくなります。


・短期合格者には、「恥をかくことを恐れない」という共通点もあります。初歩的な質問も、恥ずかしがらずにうためらったりしません。


・重要なのは、どんな勉強法を選ぶかということより、それを続けられるかどうかです。


・やること、やったことを見える化すること。常に自分の居場所を確認できるロードマップのようなものを作成します。


ん!(^。^)にゃるほど!これは使えるね!早速繰り返し反復、反復!(~o~)

PS これも読んで仕入れてね!(^◇^)


BOOK〜本気で目標達成したい人のための…『続ける技術』(石田淳)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071018


伊藤塾

http://www.itojuku.co.jp/