「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜超・毒舌漫才復活!…『漫才』(ビートたけし)

漫才

漫才

私の明治大学・生田校舎(農学部・工学部)の大先輩・「世界のキタノ」ことビートたけし氏。(^^♪大学中退だったが、後に大学の知名度アップに貢献したとして「特別卒業認定」と受けた。


さて、この本はあの!なつかしの漫才ブームを彷彿させる…どころかさらにパワーアップしたツービートの最新の漫才!中身があまりに過激すぎて、テレビやラジオでは絶対放送できない内容になっている…ヤバいよお!これ!(*^_^*)

たけしは語る「今の漫才しか知らない人にとってはまことに過激に思えるかもしれないし、昔のツービートを知っている人なら懐かしく思うかもしれない」

そのカゲキな内容の一部を紹介しちゃおう。


たけし 「しかし最近はお客がいなくなりました。松竹演芸場の全盛期なんかすごかったですよ。毎日行列ですから。
日曜日なんか上野とか秋葉原まで並んでたんですよ」
きよし 「すごいな」
たけし 「エノケンさんが出た時なんかは行列の最後尾が青森ですよ
きよし 「そんな並んでいるわけないだろ」
たけし 「栃木辺りから段々タダでお金くれるって評判になって、山形、青森あたりじゃ金欲しさに並んでエノケンさん 知らなかったんですから」
きよし 「ウソつけ」


たけし 「ポニョも見たんだろ?股の下のポニョ
きよし 「崖の上だよ」
たけし 「何がポニョだ、俺のポニョの方がでかくて黒い!
きよし 「色と大きさ関係ないだろ」
たけし 「なんだあの宮崎って奴は、子供だましのアクメばっかり
きよし 「アニメだよ」


たけし 「こういうおとぎ話があるんだ。昔悪いことして地獄に落ちて、閻魔さまに「どの地獄がいいか?」って
     見せられて、「氷地獄はどうだ?」「氷地獄は冷たそうでいやだな」「じゃあ炎地獄はどうだ?」「炎地獄は熱くていやだな」「あとウンコ地獄ってのがあるぞ?」って言われて見てたらみんな肩まで
     ウンコに漬かってタバコ吸って んだ。臭いのさえガマンすればタバコ吸ってられるからそれにするっ
     て言ってウンコの中に入ってタバコ吸ってたら、鬼が来て「はい休憩時間終わり。みんな潜って」
     って言われた。



きよし 「あんたの学校厳しかったの?」
たけし 「厳しいよお前。エリート学校だぞ!お前のとこの学校とは全然違うよ!お前んとこあれだろ?学校に牛持って来ちゃいけないとか、ミイラをランドセルに入れちゃいけないとか、学校では鼻の下の骨を外しなさいとか、纏足はやめよう弁当に生きたままのハムスターはやめよう。」
きよし 「そんなとこ禁止しないよ!じゃーあんたの所は何がダメだったの?」
たけし 「俺のとこはエリートだったからな…まずヒロポン、拳銃、日本刀
きよし 「どんな学校なんだそこは」
たけし 「足立区のエリート校じゃねーか!あとエロ本、ダッチワイフ、毛沢東語録
きよし 「最後だけ凄いな」


漫才を見ているように、あっという間のスピードで読むのがおススメ!やっぱりビートたけしはスゴイ!(^◇^)おススメよ!