「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

CINEMA〜アンデスの聖餐!…『アライブ−生還者−』


映画 「アライブ−生還者−」 公式サイト
http://www.seikansha.jp/

いや〜またまたスゴイ映画を見ちゃいました!\(◎o◎)/!衝撃的だった!!!
ゴンサロ・アリホン監督。2007年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(IDFA)でグランプリに当たるVPRO Joris Ivens賞を受賞後、世界30カ国以上の国際映画祭に招待され、ドキュメンタリー各賞を受賞し、大変な反響を呼んでいるのだ。「生きてこそ」「アンデスの聖餐」など何度か映画化されているんだって。


1972年10月13日にウルグアイからチリに向かった旅客機がアンデス山脈の乱気流に巻き込まれ雪山に墜落した。40人の乗客と5人の乗員のうち、28人が生き残っていた。チリ、アルゼンチン、ウルグアイが共同で捜索を始めたが機体を白く塗られていた飛行機を発見する可能性は低く、10日後、捜索は打ち切られた。生き残った遭難者たちはこの事実をラジオで知る…


「助かった時は、なんて俺たちはラッキーなんだ!と思ったよ。でもそのうち、なんてアンラッキーなんだと絶望したよ」


植物も生えていない氷点下の雪山で食料も底をつく。雪崩や飢餓で次々と生存者が倒れる中、生きるために究極の選択を迫られる。「命尽きた仲間たちを食べる」酷寒の環境の中で、72日間を生き抜き、決死隊を志願した2人がついに山越えに成功、その時の体重は30キロ台まで落ちていた…。(@_@)


奇跡の生還、そして16人の生存者を迎えた世界中で好奇の目、そして理解。映画のほとんどが16人の生存者のインタビューを中心に構成。実に生々しい!空前絶後のドキュメンタリーだ!


生還者たちと事故で亡くなった人々の遺族との交流には泣ける…(T_T) 生きるってすごいことなんだなあ!究極の状況の中で生きることを選ぶ人間の意志と団結力の物語に感動!おススメよ!