酒場のギター弾き 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか」(佐渡島庸平)

 

この本、いいわー!期待しないで読んでいたら、グングン惹き込まれていってしまった!♪あたらしいアイディアが湧いてきたわー!♪ (・∀・)

 

あなたは、見ているようで見ていない。世界を見る解像度を上げろ!宇宙兄弟」「ドラゴン桜」「マチネの終わりに」メガヒット編集者が行き着いた、あらゆるクリエイティブに必須の根源的な力とは?」そのエッセンスを紹介しよう。

 

・僕は、昔からよく夢想する。僕とまったく同じ能力をもちながら、2000年ほど前の時代に生きている青年を。
僕にピラミッドを作ることができるだろうか。
地動説を見つけることは?
1年を365日と決めることは?
日本地図を作ることはできただろうか?
どれ一つとして、僕に成し遂げられる気がしない。
それらを成し遂げた人たちの時代にインターネットはなく、検索もできなかった。
ネットという武器を使ったとしても、彼らが成し遂げたことを僕にできる気がしない。
彼らと僕を隔てるものは何か。
その途方もない溝に、目眩(めまい)を覚えそうになる。
 
・コロナ禍で僕は、東京を離れて、福岡に移住した。
一方、アイザック・ニュートンは、1665年、ペストが猛威をふるうロンドンを離れ、ふるさとのイングランド州ウールスソープに移住した。そして、たった18ヶ月の間に、光学の重要な発見をし、微分積分の基礎を考え出し、万有引力の法則」の着想を得ている。同じ移住でも、なんという差だろう。僕は必死に食べログで、美味しいお店を捜しているだけだ。
 
「なぜリンゴが木から落ちたのだろう」という平凡すぎる問いを、正規の発見にまで導く力、それが観察力ではないか。僕は、クリエイターを発掘し、育成する仕事をしていて「いいクリエイターの条件は何ですか?」という質問をよく受ける。そのたびに「観察力だ」と答えている。そもそも観察とは、仏教用語である。(「知恵によって対象となるものを正しく見極めること」)。科学とは、監察の歴史でもある。哲学者も監察について問い続けた。監察についての旅を始めよう。
 
経営や創作に役立つ能力とは何かを考えたとき、僕が直感的に思ったのが「観察力」だ。観察力を鍛えると必然的に他の能力も鍛えられる。観察力こそが、ドミノの一枚目だ。
 
いい観察は、ある主体が、物事に対して仮説をもちながら、客観的に物事を観て、仮設とその物事の状態のズレに気づき、仮説の更新を促す。
一方、悪い観察は、仮設と物事の状態に差がないと感じ、わかった状態になり、仮説の更新が止まる。
 
・観察を阻害する3つの要因ー認知バイアス(=脳)、身体と感情(=感覚器官)、コンテクスト(=時空間)がバグを起こしやすいと意識しているだけで観察の精度は変わってくる。僕は、この3つを総称して「メガネ」と呼んでいる。人間は、メガネをかけて、世界を見ている。
 
優れた仕事に必要なことは、ホームランではない。当り前を積み重ねることだ。だから、突飛なアイディアを思いつくよりも、基本を身につけることがが、一番重要だ。まずは「真似る」。自己流でやりたいようにやるほうが、よほど安易な方法だ。真似ないというのは、自分の「できない」に向き合わなくてもいいやり方だ。
 
・スポーツのトレーニングで、素振りをたくさんするのも、無意識で体が動くようにするためだ。毎回、意識を使って体の動きをチェックしていたら、試合の最中では間に合わない。愚直なディスクリプション、徹底した真似る、型を身につける目的は「動作を無意識下に置く」ことだ。学習によって、無意識で行えるようにするのは、身体的なことだけではない。計算もそうだし、思考法などもだ。
 
・僕は創作には、観察力が必要だと言った。一流のクリエイターは皆、観察力を持っていると。愛がある対象を観察して、観察したものを表現する。つまり、愛しているものを、どう愛しているかを表現している。観察力のある表現とは、愛にあふれた表現である。言葉を更新しよう。一流のクリエイターは、愛にあふれている。
 
 
「マンガ家・羽賀翔一の監察」「見たものを言葉にする=ディスクリプション」「まずは物語の型を忠実に」「ハーバードが明らかにした感情の12分類」「あいまいの4象限」など。

 

やっぱり「目のツケどころ」が大事だよねー!「観察」って仏教用語だったんだー!♪繰り返し反復したい本。超オススメです。(・∀・)