- 作者: 萩本欽一
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/12/15
- メディア: 新書
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BOOK〜なんでそーなるの!〜萩本欽一自伝/span>
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070309
2007年、全日本クラブ野球選手権で見事初優勝を飾った「茨城ゴールデンゴールズ」。欽ちゃんがなぜ野球チームを作ったのか?球団設立から解散騒動、そして優勝までの舞台裏とは?欽ちゃんの野球論、監督論とは?そのツボを紹介しよう。
・考えてみたんです。野球界から芸能界へ行く人はいても、その逆、つまり芸能界から野球界へ行った人はいないんじゃないかって。これは僕にとって新しい発見でした。ひょっとしたら面白いものができるかもしれないぞ、って。
・選手たちには、僕のことを監督ではなく「欽督」と呼ばせています。試合では、パフォーマンスもたくさん試してみました。それがウケて、当初から球場ではいつも笑いと温かい声援が飛んでいたんです。
・いま、野球の試合が長く感じるのは、「間」がないからです。マイクを使うことによって、野球に間を作ってあげることができるんです。それによって、お客さんと選手をつなげることが可能になる。僕が監督である限り、マイクパフォーマンスは続けていこうと思っています。
・野球選手って、打って、投げて、走るだけじゃないし、勝つためだけに野球をやっているわけじゃない。片岡安祐美はベンチにいるだけでもお客さんから励ましの言葉があちこちから飛んでくるんだから。絶対にチームに必要な存在なの。彼女は人を惹きつける魅力があるんですよ。これは天性のものですね。
・野球で大切なのは「運」だと信じています。この考えはいまでも変わりません。
・「勝負強い顔」と「勝負弱い顔」の選手がいます。勝負強いかどうかは、顔を見ればわかるんです。なぜかって?だって、顔に全部書いてありますもん。テレビの世界でずっと、何人もの顔を見てきましたから。自然とわかるようになったんです。もちろん選手には直接言いませんが、僕の中では分類していますね。
・スポンサーがついた選手には、ユニフォームと登録名にスポンサーの名前をいれているんです。「おーいお茶・岩田」「水戸信金・佐藤」「ビッグマーチ・佐々木」といった具合に、一番人気が殺到したのが、「エイベックス・安祐美」というような感じ。そういえば以前、一人の選手の背中に「背番号なし スポンサー募集」って書いて、「こいつは野球の試合に出ていませんから、3万円からスポンサー募集しています。お安いでしょう?よろしくお願いします」って試合前に僕がPRしていたら、二社もスポンサーがついたなんてこともありました。
その他、「試合では運の回し方が大事」、「ファンサービスはお客さんと一緒に楽しむこと」…などは欽ちゃんならではの切り口。これはビジネス面でも参考になるよ。オススメ!(^_-)-☆