「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「マヌケのすすめ」(萩本欽一)

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マヌケのすすめ

マヌケのすすめ

  • 作者:萩本 欽一
  • 発売日: 2020/01/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

毎日、毎日、facebookクダラないネタを載せている。これはどっかから見つけてコピペはしない。原則自分で見たネタしか載せていない。最高の褒め言葉は「くだらねー!」(笑)いかにクダラことを探して、笑いにつなげるか、が好きなのだ!

 

さてこの本。「マヌケ」という言葉は、「バカ」と混同されがちだけど、「マヌケ」という言葉を使っていたら人間関係も仕事関係も良くなっていくし、マヌケであればあるほど運はたまっていくよ! という欽ちゃんのあったかい言葉が詰まった本」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
マヌケって、いい言葉だよね。ぼくはこの言葉が大好き。やさしくて、あったかくって、文字を見ているだけでも楽しい気持ちになる。ためしに、口に出して言ってごらん。もっと楽しい気持ちになるから。ぼくがコメディアンになれたのも、78歳になった今でも元気に続けていられるのも、ひとえにマヌケだったから。たくさんのマヌケに助けられてきたし、自分のマヌケやまわりのマヌケのおかげで楽しい思いもしたマヌケに関しては、誰にも負けません!
 
・そう、マヌケは天から授かった「才能」なんです。どんどん伸ばして、どんどん活用していただきたい。そしてマヌケは、人生のいろんな場面であなたを助けてくれます。最近、なんだか笑顔を忘れているとか、よくわからないけど不安でいっぱいだとか、具体的に困りごとがあるとか、そういう人が騙されたと思ってマヌケの力」にすがってみまそう。もし騙されたとしても、とくに害はないしね。この本には、マヌケなぼくがマヌケなりに考えた「マヌケ哲学」マヌケ処世術」が詰まっています。
 
チャンラーメンって、かなりマヌケですよ半分でも一人前でも作る手間は同じなのに、セットにしたら値段が安くなっちゃうから、お店がぜんぜん得しない。でも、両方食べたい、ラーメンだけじゃ物足りないっていうお客さんのために、わざわざそういうメニューを作っちゃった。始めた人は尊敬すべきマヌケですよ。とってもステキ。ちょっと面倒だけど、お客さんに喜んでもらいたいと思ったわけだもんね。
 
 
「二郎さんの最後の舞台」「斎藤清六は類まれなる天才的な「マヌケ」」 のエピソードは特に心を打つね。欽ちゃん、いいなあ。オススメです。(・∀・)

 

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マヌケのすすめ

マヌケのすすめ

  • 作者:萩本 欽一
  • 発売日: 2020/01/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)