「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜爆笑!(^◇^)…『人間には使えない蟹語辞典』(金田一秀穂

人間には使えない蟹語辞典

人間には使えない蟹語辞典

三代続けて国語学者の、金田一秀穂氏。祖父の金田一京助、父の金田一春彦と共に言語学者家族なのはご存知だろう。(^。^)

この本は面白いよ〜!(^^♪普段よく使われる言葉を、なぜか動物の立場に立った新しい言語に変換。そこから日本語本来の意味やその奥深さを知る「役に立たないけど、ためになる」国語辞典。


金田一氏は語る。「ヒトの身体をもとにして言葉ができているとしたら、この生物的条件を持たないほかの生物は、どのような言葉を持つだろうか、ということから、この本が始まった。大変哲学的、身体論的、認知言語学的に高度な試みなのである。ま、硬いことを言わずに読んでくださいな」


これは相手の立場になって考えるトレーニングにもなるよ!(^。^) その代表的なものを紹介しよう。



・前向きに考える → 【カニ語訳】 『横向きに考える』

・頭隠して 尻隠さず → 【チンアナゴ訳】 『尻隠して 頭隠さず』


・身から出たサビ → 【アコヤガイ訳】 『身から出た珠(たま)』   
・腹八分目 → 【リス語訳】 『頬八分目』

・出る杭は打たれる → 【モグラ語訳】 『出る首は打たれる』

・シンプル・イズ・ベスト → 【クジャク語訳】 『ゴージャス・イズ・ベスト』

幸せなら手をたたこう → 【キツツキ語訳】 『幸せなら木をつつこう』

彼女いない歴1年 → 【ガラパゴスゾウガメ語訳】 『彼女いない歴100年』

・親の七光り → 【タマムシ語訳】 『親も七光り』

・石の上にも三年 → 【セミ語訳】 『土の下にも六年』


どう?面白いよね!(^。^)ということで私、考えましたよ〜!

一日一歩三日で三歩 → 【スカンク語訳】 『一日一発三日で三発!』

犬も歩けば棒に当たる → 【犬語訳】 『犬が歩くのは当たり前』

バカも休み休み言え → 【カバ語訳】 『カバも休み休み水浴びろ!』

クリープを入れないコーヒーなんて → 【サル語訳】 『海水で洗わないサツマイモなんて』


読んでも面白いし、作っても頭の体操になるよ!オススメ!