いつも「うまくいく人」の反論の技術―コツさえつかめば自分のペースで会話が進む
- 作者: 箱田忠昭
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 単行本
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この本はウチのSAプログラムに入っている当たり前のことなんだけど、やっぱりそうか…と再確認できた反論の技術が満載している。そのツボとコツを紹介しよう。
・感情は正義より強い…(ほめる、関心を示す、同情する、名前を呼ぶ、相手の立場に立つ…など人のハートに訴えかけるもの。)
・人は、好意好感を持っている人から要請を受けると、なかなか断れない
・三好(好意、好感、好印象)を獲得すること。これによって良い人間関係が築け、相手は『ノー』といいにくい状況となる。相手に嫌われてしまては、どんなに良い内容、企画、アイディアを提案しても成功はおぼつかない。
・良い人間関係をつくる聞き上手の3つのポイント
①うなづく ②アイコンタクトをとる ③あいづち、質問をする
・男性が嬉しい女性からの一言
「おはようございます」「お疲れ様でした」「ありがとう」「おかげさまでうまくいきました」「助かりました」
「またお願いします」「期待しています」「ちょっと教えて下さい」「〇〇さんがほめていました」「何かできることがありますか」「遅くまで頑張っていましたね」「(メールで)がんばって」
⇔ 言われていやな言葉や対応
「…(あいさつしても話しかけても無言)」「そんなこと知らないの?」「いつも暇そうでいいな」「君には関係ないから」「君にしてはよくできたな」
・女性が嬉しい男性からの一言
「お疲れ様でした」「ありがとう」「おはようございます」「また頼むよ」「おかげでうまくいったよ」「〇〇さんがほめていたよ」「遅くまでがんばっていたね」「期待しているよ」「具合悪そうだね」「無理しなくていいよ」「(メールで)がんばって」「気にするな」「たいしたことないよ」
・反対されたときに、絶対にやってはいけないのは、理屈で説得しよう、議論で勝とうとすること。仮に議論で買ったとしても相手は納得してくれない。
・ポイントを3つに絞る。なぜなら、相手の記憶に残り、自分も忘れない。頭がよく、中身がまとまっていると思われる。インパクトが強い。「ポイントは3つあります一つ目は…、二つ目は…。」
・仮定質問で相手の本心を探る「もしも」で本心を探る
・イエス、バットはタブー!
・イエステイキング法は、イエスとしか言わせないテクニック。人は、イエスといい続けていると急には、ノーとは言えない。そのためには、「必ず相手がイエスといえる質問」をしていくトレーニングをする。ポイントは事前の相手情報を収集しておくこと。
・「なるほど!」とい納得させる方法
①数字、データをつける。②著名人、有力者、権威者の言葉をつける ③新聞や雑誌からの引用文をつける ④身近な具体例を出す。