「食べない」健康法―コストゼロで今日からできる驚異の健康革命!
- 作者: 石原結實
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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・我々人間も、動物も、病気をすると食欲がなくなるのは、白血球の力を強めて、病気を治そうとする反応に他ならない。よって、日頃、腹八分目に食べて、少し空腹を感じるくらいの水準で過ごすと病気にならないし、逆に、腹いっぱい食べて、腹十二分の状態になるとありとあらゆる病気にかかりやすくなる。
・一日1〜2食にすると、はじめのうちは、空腹を感じることがあるかもしれない。しかし、空腹の時こそ、白血球の力も増し、免疫力も倍増するのだが、空腹になったら、次のように「思う」とよい。
①この空腹が、免疫力をあげて、病気を防ぐ。
②この空腹が、免疫力をあげて、病気を治す。
③この空腹が、老いを防ぎ、若さを保つ
④この空腹が、ボケを防ぐ
⑤この空腹が、運を開き、幸運を呼び込んでくれる
・米国ボルチモアにある国立老化研究所では、回虫からサルまでの動物実験をし、「カロリーの摂取を抑えると、長生きする」という結論を得ているが、「摂取カロリーを60%に押さえると、寿命は50%延びる」ことがわかったという。
・エジソンは、蓄音機を発明した時、9昼夜222時間、不眠不休で何も食べずに(水は飲んだ)実験を繰り返したという。「人は皆数時間眠るからで、寝なければ考える時間が生まれる。人は食べるから寝るのだ。」エジソン自身も、日頃、小食で、黒パン、野菜、果実と少々魚を食べる程度だったという。
・江戸時代の観相家・水野南北は、「食を少なくすることこそが、健康長寿のみならず、富裕や立身出世する道である。」
・病気を治そうとする反応が「食欲不振」と「発熱」ならば、病気の根本原因は、その反対の「食べすぎ」と「冷え」ということになる。
よって、日頃、「少食」にし、体を温めるようなこと(運動、労働、入浴、サウナ、腹巻など)を励行すれば、そう簡単には病気にならないと言える。
動物が、体調を崩すと、何も食べずにじっとしている様子を思い浮かべると誰しも否定は出来ないはずである。
・石原式 基本食
朝 ①食べない または ②お茶に梅干し または ?黒砂糖入り生姜紅茶1〜2杯 または ③人参・リンゴジュース1〜2杯 または ④生姜紅茶1〜2杯に人参・リンゴジュース1〜2杯
昼 ①そば(とろろ、わかめ、ざる)にネギと七味唐辛子をしっかりふりかける または ②具だくさんのうどんにネギと七味唐辛子をしっかりふりかける または ③ピザやパスタにタバスコをふりかける または ④ごはんや弁当ならよくかみ腹八分目以下に
夕 アルコールを含め、何を食べても可
・生姜紅茶の作り方
ティーバッグをカップに入れて熱湯を注ぎ、これに適量の生姜汁と黒砂糖(またはハチミツ)を入れると出来上がる。
・少食健康法で、一番で安い症状は、血糖が低下することによってイライラ、ドキドキ(動悸)、めまい、ふらつき、不安などの低血糖症状。よって、少食健康法を始められた当初は飴玉かチョコレートをポケットに携えておかれるほうがいいでしょう。
ん〜確かに!体調が悪くなったときには、食べない方が回復が早い気がするなあ…。実際に試してみよう!