- 作者: 北原保雄(編著),「もっと明鏡」委員会(編集)
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 2008/02/07
- メディア: 新書
- クリック: 100回
- この商品を含むブログ (40件) を見る
実はKY語は最近若い人たちの間で大流行しているが、決して新しいものではない。「NHK」=日本放送協会、「SKD」=松竹歌劇団、「KK」=株式会社など昔から使われているんだがれっきとしたKY語だ。
ちなみに今では、「NHK」=日本ひきこもり協会、日本貧乳協会、年中ヒョウ柄キャミソール などのKY語なんだって。
この本でビックリしたのが、「MMK」=もててもてて困る というのは戦前、旧日本海軍で使われていたんだって。「FFK」=振られて振られて帰る というのもあったんだって!
なぜ、KY語が氾濫するのか?その背景には、携帯電話のメールやインターネットの影響が大きいという。日本語をローマ字で入力することが多くなり、通信料がかかり、多くの文字を使えばそれだけ料金がかかる。しかし、略語を使えばたくさんの文字を打たなくても済むようになるなどの分析も的確!
・ATM=アホな父ちゃんもういらへん 「つまんないダジャレばっかり言ってるとATMになるよ」
・HD=ヒマだから電話する 「こんな夜中にどうかした?」「ごめん、ただのHD」
・IT=アイス食べたい 「めちゃ寒いけどIT!」
・3M=Majide Mou Muri マジでもう無理 「この暑いのに10キロ走れったって、そんなの3M」
・MK5=マジでキレる5秒前
・ND=人間としてどうよ 「いい年してそういうのってND?」
・NW=ノリ悪い 「カラオケ絶対歌わない あいつNW」
・PK=パンツ食い込む 「体育座り長くしてるとPKしがちだよね!」
などなど若い人のボキャブラリーを探るにはいいかもよ。(^◇^)