生きるとは?死ぬとは?西郷南州(隆盛)の「児孫の為に美田を買わず」のようにこの世を去る人がが残された人に何を残すのか?を分かりやすく絵本という形で表わした本。
賢くて何でも知っているアナグマは、いつもみんなから頼りにされ慕われていました。でも、秋の終わり、年取ったアナグマは自分の死を悟ります。そして、ある夜、長いトンネルを浮き上がるように走る夢を見ながら死にました。「長いトンネルのむこうに行くよ、さようなら アナグマより」という手紙を残して――。かけがえのない友だちを失い、残された仲間たちは悲しみでいっぱいです。みんな、どうしていいかわかりませんでした。
春が来て外に出られるようになると、みんなは互いに、いろいろなことを教えてくれた優しいアナグマの思い出を語り合うようになりました。
野原のみんな、ひとりひとりにアナグマが残していったすてきなおくりものとは・・・・・!?
…ジーン…。(T_T) これはいいねえ…。秀作だね。オススメだよ!