一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「若干ちょっと、気になるニホン語」(山口文憲)

日本語が好き。街歩きが好き。もっと好きなのは「街歩きしながら、オモシロイ日本語を探すこと」(・∀・)

さて、この本は、街で見かけた変な日本語を集めたもの。100連発。 そのエッセンスを紹介しよう。


【多目的トイレ】


場所は都内のJR駅の構内。「多目的トイレはこの裏側です」とあるのが、目にとまった。多目的トイレ?はて、初めて聞く日本語だが、トイレが多目的とはいったいどういうことなのだろうか。ご承知の通り、トイレというのは本来きわめて単一目的性の高い施設である。つまり、人間が用便をするところにほかならない。してみると、この新型のトイレ空間は、より正しくいえば多目的ではなく「多用途」。実際、多目的とあるのをいいことに(?)ここにこもって性行為にふける男女などもいて、駅長を困らせているらしい。


【謝罪来園記念】


東村山の全生園は明治から続くハンセン病施設。園内の一番奥にあるのが、終生隔離のなかで非業の死をとげた人々の納骨堂である。そこにぽつんと白木の札が立っていた。札の文字にいわく、


「坂口厚生労働大臣 謝罪来園記念 平成十三年八月」


記念植樹というものは、普通、エライ人にわざわざきていただいた名誉と感激を後世に伝えたくてするものだろう。ときの小泉内閣と政府を代表して日本国家百年の大罪の許しを乞いに来演したのだから、記念植樹などしている場合ではない。



【耳に障害ありの褌をしめて3年】


ホモ雑誌「薔薇族の交際希望欄で見た。つぎのような交際相手の条件。「真面目で毛深い人」ー。
さらにこの世界は趣味というか嗜好も細かく分かれている。例えば千葉県の160*72*43(身長・体重・年齢)氏は褌着用が趣味で、現在、褌友達(!)とセフレを募集中だが…。氏は、一方で聴覚障害者でもあるらしい。そこで、自己紹介では、そのふたつの切実な個人情報に第一行目からきっちり言及して、いわく、


「耳に障害ありの褌をしめて3年になります」ー。


文章にはちょっと山下清的なところもあるが、これは「真面目で毛深い人」よりある意味すごいかも。


【とある建設の会社の人が子犬のときに】


捨て犬・野良猫の里親探しをする社会活動団体のサイトで私が最近見つけた一文。里親を募る人が、その犬(名前はマコ)を
「出品」するにいたった経緯を説明しているのだが、(できたら声に出して)ゆっくり読んでいただきたい。


「とある建設の会社の人が子犬のときに首輪を付けたまま野良犬にしてしまい首輪がくいこんで悲惨な状態になっている野良犬を保護の為に通い続けていると野良犬が多く懐いている子は保護して里親探しをしていく方針でマコもその中の一匹でした」


なにやら野口英世の母親の手紙を彷彿とさせる一文だが、多くの人は出だしのところでつまずいてしまう。そもそもその建設会社の人は人間なのかそれとも犬なのか。



ぎゃははー!!!日本語ってこんなにおもしろかったのか!超オススメです。(・∀・)