「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜気高く、そして潔く…『男の品格』(川北義則)

男の品格―気高く、そして潔く

男の品格―気高く、そして潔く

ここ数年、国家の品格』『女の品格』など品格などの本が売れ、時代が品格が求められているようだ。そう、財力でもない、容姿でもない。21世紀は本物の時代なのだ!(^^♪


この本は、『男の品格』というタイトルだから堅い内容のような気がするかもしれないが、実は遊びをテーマにしているのがオモシロイ。仕事、家庭、恋愛、趣味、美学、人生観など、さまざまな角度から、男の生き方、あり方というものにアプローチ。そのツボとコツを紹介しよう。


車のハンドルに「遊び」があるように、人生の運転にも「遊び」が必要なのだ。遊び上手な男は仕事も出来る。また女性関係でも、遊び心を持っている男はモテる。それはやはり、ゆとりがあるからだ。ゆとりがあるから魅力がある。魅力があるから品格が生まれる。その品格を宿した男に、男も女も運すらもついてくるものなのだ。


・以前から私は、仕事以外の肩書きの名刺をもつことを提案してきた。好きなこと、興味のあることの肩書きをつくり、休日は平日と違った顔を持つことのススメである。
日本で最初の実測地図を作る偉業を成し遂げた伊能忠敬は、好奇心に忠実に生き、第二の人生で花を咲かせた人だ。彼の人生の大半は養家の家業を盛り立てるために費やされた。だが、以前から興味を持っていた天文地理学を、リタイヤ後に本格的に学んで、それから日本全国の測量を始めたのだ。


カマスという魚を水槽に入れて、ガラスの壁で半分に仕切ると、カマスは仕切られた範囲内でしか遊泳しなくなる。そうなってから、ガラスの仕切りを取り外しても、そちら側へは泳いでいかない。はじめからダメだと思っているからだ。思い込みで可能性の目をつぶしていることは少なくないのだ。


民俗学者石毛直道氏は言う。
『人生は何かを達成するための生産の時間ではなく、面白いことをするための消費の時間。結果として何かが残ればいい』


・タレント・片岡鶴太郎氏は、絵を描くときは早起きをして、玄米の朝食を食べ、夜まで一人で黙々と絵筆を振るうという。『その日は最高の一日です。』


不良であること七箇条

①自由でヤンチャで無頼なる者をいう。
②文化的素養を持つものでなければならない。
③お洒落で我がスタイルを持っていなければならない。
④色香を持ち、女にうっとりもされなければならない。
⑤「破滅性」をはらんでいる者のことをいう。
⑥「少年っぽさ」を持ち続ける者のことをいう。
⑦都会的で優しさを持ち合わせていなければならない。


もうちょっとチョイ悪オヤジになれば、モテルかな!?(^◇^)