「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『幸福な偶然(セレンディピティ)をつかまえる』

「幸福な偶然」(セレンディピティ)をつかまえる

「幸福な偶然」(セレンディピティ)をつかまえる

このブログで、以前紹介した『成功者の絶対法則 セレンディピティ』。
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080229

今日は、もう一冊セレンディピティ関連の本を紹介しよう。著者は、ナントもうすぐ100歳になる現役医師・日野原重明先生なのだ!この本を読んで感じたのは、常に感性を研ぎ澄ませていることが大切なんだね。一日24時間も、チャンスも平等にあるのだが、それをどうとらえるのか、が成功するツボのような気がする。


セレンディピティ=偶然による発見。よき偶然に出会う能力。幸福な偶然。掘り出し上手ともいったほうが分かりやすいだろうか。
ダイヤモンドの原石は、ただの薄汚れた石ころでしかない。道端に転がっていたら、ガラスのかけらにしか見えない。実際に1905年、世界で一番大きなダイヤモンドが発見されたのだ。3106カラット(600グラム)。発見した人は、実際に鉱山で原石につまずいたのだとか。\(◎o◎)/!

「井戸掘り農夫が発見した、秦の始皇帝兵馬俑…」「井戸掘り農夫が発見した、ポンペイの遺跡…」「ナポレオンの一兵士が発見したロゼッタストーン」「ブルドーザー操縦士が発見した、マンモスの化石…」「リンゴで万有引力の法則を発見した、ニュートン…」「シャンデリアで振り子の法則を発見した、ガリレオ…」など、この世には、セレンディピティであふれている。


ノーベル物理学賞江崎玲央奈氏。

「一般に日本の社会はリスクを嫌います。やり直しも利きにくい。しかし英語では、クリエイティブ・フェイリア。創造的失敗という言葉があるんです。『非常に創造的だが失敗する』 『いろいろな挑戦をするが失敗する』と。われわれが創造性を養うには、やはり失敗をおそれず挑戦し、やり直しが利く、そういう社会に持っていく必要がある。創造性は、ある新しいものをうまく見つける能力、セレンディピティです。試行錯誤を繰り返し、悪戦苦闘して、何かその中に光彩を放つような解決がある場合がある。チャンスがある。その機会をどう掴むかが重要です。みなさんも試行錯誤を繰り返し、『創造的失敗』をおそれないことです。」


そしてこの本で偶然(!?)発見したのが『うつ伏せ寝健康法』
これもセレンディピティか?さっそく、10日ほど前から抱き枕を買ってきてうつ伏せ寝をして夜寝ているのだが、これがサイコー!
熟睡出来ちゃうよ〜!(^^♪ しばらく続けて実験していこうかと思ってます。


うつ伏せ寝はカラダにいい…反常識健康法
なぜうつ伏せ寝がいいかというと、寝ているときに酸素を含む空気を効率的にたくさん取り込むには、横隔膜を十分に下げる腹式呼吸がしやすくなり最大肺活量が増えるのだ。実際に日野原先生は、仰向け1.09リットル、うつ伏せ2.78リットルと最大肺活量が倍になった!
聖路加国際病院の入院患者でうつ伏せ寝を実践したところ、心肺機能が高まり、さまざまな病気の回復率が上がったという例がある!
心肺機能を高めるためには、やわらかくて大きい羽毛の入った枕を抱えるようにうつ伏せで寝るのがコツです。慣れない場合は、毎日10分間実践するだけで効果があるのだとか。