- 作者: 紀田順一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/12
- メディア: 新書
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フォーク、ロック、ジャズ、フュージョン等、全16バンドが出場しますが、私は、高校の後輩の和田輝明くんと『てるてるvoiceⅡ』という名前で、12:35頃の登場です。審査結果は、18:05を予定しております。
5年ほど前にメロディー賞を受賞した大会ですが、今年が最後の出演になると思います。観覧無料ですので、もしよろしければお越しくださいね。(^^♪
はまぎんホール ヴィアマーレ
http://www.yokohama-viamare.or.jp/viamare.html
さて、いわゆる名言集のようなものが好き。いつもビジョンナビに『今月感動した言葉』を書きとめている。いつかまとめて本にしたいな。(^^♪
ドイツ語で“Geflugeltes Wort(翼をそなえた言葉)”といえば、「時と場所を超えて胸に飛び込んでくる言葉」のことなんだって。
その中でもこの本は言葉だけでなく、その人や時代の背景まで交えてお届けする、一味変わった珠玉の名言集なのだ。こんなことを知っていると雑学にもなるよね。飲み屋での話題にも使えるよ。そのツボとコツを紹介しよう。
・『だいたい噺てえものは、人の噺を聞いてみて『こいつは自分よりまずいナ』と思うと、それは自分と同じぐらいの芸なんですよ。『こいつは自分と同じぐらいだな』と思うと、自分より向こうの方が上なんですよ。やっぱし人間てえものには、多かれ少なかれうぬぼれてえものがあるんですからね』(古今亭志ん生『なめくじ艦隊』)
・『苦しんでいるものにとって仕事ほど大きな慰めはないではないか。これはけものにとっても人間にとっても同じだ。』(ルグロ『ファーブル伝』より)
〜ある種のハチは子を産めなくなっても、息絶え絶えになるまで、ただ働くという喜びのために、無意味な作業に精を出す。ミツバチは仕事がなくなると死んでしまう。ファーブルは「自然」から、人生の教訓を得たのだそうだ。ハア〜!( ..)φメモメモ
・『私がこの世において幸福でなかったとしても、それが何であろう。私は生まれる前は無であったのだ。』(大村喜吉『斎藤秀三郎伝』)
・『海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がある。そして母よ、仏蘭西人の言葉では、あなたの中に海がある。』(三好達治『郷愁』)
〜「海」には、「母」が含まれている。また、フランス語の「mère(母)」には「mer(海)」)が含まれている。3、4歳の頃、『お母さん、お魚とるのも網やし、お魚焼くのも網やな』といい、母親は、『この子は小さいくせにおかしいことをいうものだ』と、いつまでも記憶に残ったという。言葉に対する鋭敏な感性は生得のものだったというエピソードがある。カア〜!φ(..)メモメモ
・『思うに、希望とは、もともとあるものだともいえぬし、ないものだともいえない。それは地上の道のようなものである。、もともと地上には、道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。』(魯迅『故郷』)
・『毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう云ってもいだろう−「目が見える。耳が聞こえる。体が動く。気分も悪くない。有難い!人生は美しい」』(ジュール・ルナール『日記』)
・(「お前は腐った男だ」と親戚から言われ) 『俺は確かに腐った男かもしれん。だが、そう出ん男だぞ!』
〜親戚から受けた侮辱とそれに対する自負心の双方をあらわす悔しさをこらえ、開き直ってつけた俳号が草田男(くさったおとこ・そうでんおとこ)であった。(俳人・中村草田男は、『降る雪や明治は遠くになりにけり』で有名)