「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜出来る社員をつくる!…『リーダーのためのとっておきのスキル

リーダーのためのとっておきのスキル

リーダーのためのとっておきのスキル

頑張っているのになぜ成果が出ないのか?実はヤル気がないんじゃない…。モチベーションがないんじゃない…。やり方を具体的に何をどうすればいいのかを教えているかどうか?なのだ。

自動車がない国の人に車のキーを渡して、「運転しろ」と言っても。ドアの開け方さえわからない…。やる気や能力の問題だけでなく運転の仕方を知らないから。叱ったら車を動かせる?飲みに連れて行ったら運転できるのだろうか?

「勘」や「経験」、「思い」に頼った今までのマネジメントはなぜうまくいかないのか?「仕事が好き」「会社が好き」…そんな部下はどうやったら育てられるのか?人間の行動に着目し、科学的データに基づいて行なうリーダーのためのマネジメントスキルが書かれている。…この本の言わんとするところはウチ(SA)のトレーニングの内容に似ているなあ。(^◇^)


『IS行動科学マネジメント』の人材育成の5ステップ

①行動を分解し、『行動のレパートリー』を与える

〜トップ社員とアベレージ社員の行動のどこが違っているかを見極め、『行動の分解』=業務内容を出来るだけ細かい要素に分解してみる。例えば、ある会社で同期入社の中でダントツの営業成績を残す人がいた。行動を分析してみると『手書きの手紙を添える』『同じお客様に二回会い、接触回数を増やす』という『行動のレパートリー』があることが判明した。それを他の営業マンに与えることで全体の営業成績を25%もアップさせたのだ。(^^♪


②行動の核を見つける
〜自然に出来ないこと、素人がつまずきやすい行動のこと。反復して練習しない限りなかなか身につかない…。(^_^;) 正にこれがツボだよね〜。


③チェックリストを作る
〜自分とリーダーのダブルチェック。裁くのではなく、プラスの数を評価するのがコツ。


④行動することを『快』につなげる
〜行動したことをねぎらい、快につながるしくみを作る。例えば、ポイントトカードを作って成果が目で分かるようなしくみにする。これはウチ(SA)のヒット商品『四組のトランプ』だね。(^^♪

⑤理念をインストールする

著者は塾を運営しているのだが、スタッフや生徒にこのことを実施しているとのこと。机上の空論ではなくて、『現場学』なので、このことはあらゆる分野で応用できそうだよ。(^_-)-☆


以前このブログで書いたこの本もオススメだよ!

『続ける技術』 石田淳
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071018