「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『教える技術 行動科学を使ってできる人が育つ!』(石田淳)

行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術

行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術

昨日のWBCの台湾戦はハラハラしたね〜。名選手は必ずしも、名コーチや名監督じゃないよね。そう、出来ることと教えることは違う技術なのだ。


さて、日本の行動科学マネジメントの第一人者・石田淳氏の著作はこのブログでも何冊も紹介しているよね。


BOOK〜本気で目標達成したい人のための…『続ける技術』(石田淳)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071018

BOOK〜結果は3日で出る!…『すごい実行力』(石田淳)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080711

BOOK〜出来る社員をつくる!…『リーダーのためのとっておきのスキル(石田淳)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071229


企業経営者、現場のリーダー層から短期間で8割の「できない人」を「できる人」に変えると絶大な支持を集める「教える技術」とは?そのエッセンスを紹介しよう。



・人が育たないのは教え子の上司と、学び手である部下、どちらの責任だと思いますか?実はどちらの責任でもありません。教え手が「教え方」を知らない。原因はこの一点につきます。


・「行動科学マネジメント」のもとになっている「行動分析学」とは、その名の通り人間の行動を科学的に研究する学問。その目的は(ある人が)その行動をしているのはなぜか?それを変化させるにはどうすればいいか?を解明することにあります。この本を通して私が伝えたいのは、「行動」に目を向けることの重要性です。


「教える」とは、相手から「望ましい行動」を引き出す行為である。


・もしあなたが、部下や後輩を成長させたいと心から望んでいるのなら、仕事の結果だけに注目するのではなく、部下や後輩の仕事ぶり(行動)を「認める」ことの大切さを認識しなければなりません。


・まず最初に求められるのは、教える内容を「知識」と「技術」に振り分けることです。知識は聞かれたら答えられること、技術はやろうとすればできることと考えればいいでしょう。


とにかく、やるべきことを細かくかみ砕いて、わかりやすく伝えるというのが、子どもを初めておつかいに行かせるときの指示・指導の仕方です。誰もが思いつくようなテーマから、「こんなことまで確認する必要があるの?」「普通は知っていて(できて)当たり前でしょ」と思いがちな細かい事象まで、とにかくピックアップしてください。


・長期的な目標を達成するには、当然ながら長い時間がかかります。そのため、必要になるのはスモールゴール(小さな目標)です、小刻みな感覚でスモールゴールを設定しておけば、「とりあえず、そこまでなら登れる」と努力することができるのです。


・人間は一度に数多くのことを言われても、それを受け止めることができません。私は一度に伝える量の限度は、具体的な行動で3つまでだと思っています。


・「真心をこめて接客しなさい」など曖昧な表現では部下はどんな行動をしたらいいのかわかりません。特に、優秀でどんな仕事も感覚的にできてしまうような上司は要注意です。例えば、「商品は必ず両手で渡す」「そのあとお客様の目を見てから会釈をし、そのまま3秒間静止する」というふうに具体化すれば、誰でもその行動ができますし、サボりようがありません。


・伝える際に何に注意したらいいのでしょうか?一般的には優先順位を決めるのでしょうが、私は「劣後順位」を決めることこそが重要だと思っています。つまりあなたがすべきことは、部下に対して「やらやくてよいこと」を明確にしてあげること



どこからでも読めて、スグ使える「教え方」が満載だよ。経営者、リーダーの方、必読!オススメです。



石田淳オフィシャルホームページ
http://jun-ishida.com/

石田淳公式ブログ 行動科学でビジネスも生活も大変貌 ノウハウ伝授中
http://ameblo.jp/willpm/