『アマーク ド パラディ』、『カフェ ガーブ』という伝説のカフェがある。それはどのようにして誕生したのか? また店を作り上げ南船場の仕掛人と呼ばれた佐藤裕久とはどんな男なのか? 本書は佐藤みずからが人生と起業について赤裸々に綴った感動の経営入門書。
一杯のカフェのチカラが未来を変え、街を変えた…。大阪・南船場を変えた。芝公園が変わった。そして丸の内を変えようとしている…。
街を変えた「カフェガーブの秘話」バルニバービの軌跡が今、明かされる。
一番印象的だったのが、一番最初の店を手作りで作ろうとしていたが、お金はない、人件費は払えない、期限が決められているというなかに多くの人を巻き込んだ話はセールスにも、クロージングにも使えるよ。(^^♪
『ヨーロッパの片隅にあったよなってレストランがこの12月中旬、この場所にオープンします。大きな工事は業者の方にお願いしているのですが、それ以外はパリのお店作りのようにスタッフが手作りで連日徹夜作業をしています。
気持ちのいい空間、おいしいお酒とおいしい料理、お茶とお菓子、心が癒される音楽、そして何より温かいおもてなしができればいいなと日夜プランしています。
そんな或る日、顔についたペンキを洗い流しながら幼い頃胸ときめかせ夢中で読んだマーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』に出てくる壁を塗るシーンをふと思い出しました。
"外国の匂いがする"新鮮な感覚だったなあ。こんな体験をみんなに味合わせてあげたい、と考え。
僕たちは"ペンキ塗りたい"、"店作りに参加したい"女性を募集します。条件は次の通り、仕事帰りの3時間(以上)に貴女もそんなプロジェクトに参加してみませんか?経験はいりません。ただし、面白いことに夢中になれる方のみ参加出来ます。あまり沢山だと作業が出来ないので10名だけの限定募集をします。一日だけでもOK。ただし、交通費、給料なし。その代わりオープンする店の食事券をプレゼントします。』
ウチの会社(SA)もまだ創業期だけど、創業期ならではの苦労がよく分かるな〜。(T_T)/それが面白楽しく書かれている。ひとつのことが軌道に乗るまでいかに苦楽しいかが伝わってくる…。秀作だね。(^^♪
株式会社 バルニバービ
http://www.balnibarbi.com/index.html