まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ キャラクター編 (大空ポケット文庫)
- 作者: 初見健一
- 出版社/メーカー: 大空出版
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 文庫
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60〜70年代の高度成長期、まだ「キャラクタービジネス」なんて言葉はなかったけれど、子どもたちはいつもポップでキッチュでユニークなキャラたちに囲まれていた。そんな「昭和っ子」たちの記憶に刻まれる企業キャラ・商標のなかから、今も現役のアイテムを100点セレクト。王道キャラから「え?これ"まだあるの"?」と叫んでしまうものまで、誕生秘話やデザインの変遷、懐かしのお宝画像などとともに一挙紹介。その中の一部を紹介しよう。
・花王の月のマーク…ナント100年以上続いているマーク。花王の前身、長瀬商店が高級化粧石けんを発売した当時、『顔洗い』と呼ばれていて、『かお』に通じることから『花王』と命名したんだとか。
・森永エンゼルマーク…これも1世紀以上の歴史。創業者の森永太一郎氏は敬虔なクリスチャンだったため、天使のマークが選ばれたのだとか。氏のイニシャルのTMを持っているって知ってた?
・ゴールインマーク…グリコのマークの正式名称だって。走者の顔はモデルは存在せず、オリジナルだってさ。おまけが懐かしいなあ…。1922年から。
・トンボ印…トンボ鉛筆の『ヤンマ』マークは頭を垂れるという商いの姿勢をあらわしているのだとか。『TOMBOW』とWが入るのは、『TOMBO』だと『TOMB(墓)』を連想されるからだとか。
・馬のマーク…増進堂・受験研究社。参考書の『自由自在』、お世話になったなあ〜!『♪ウマ〜のマ〜クのさ〜んこ〜しょ』のCMもあったよね。(^^♪ 1920年代後半から。
・のり平…ご存知、桃屋の三木のり平。もともとテレビ以前に新聞広告で使っていたのが、テレビで大ブレイク。今は、ご子息の小林のり一氏が担当しているのだとか。
・エースコックのこぶた…テレビCMの。石立鉄男の『自分でバンバンしなさい』、『♪ブタブタコブタ、お腹が空いた、ブ〜!』で有名。1960年から。
・Qちゃん…世界初のスティックチーズの六甲バター(Q・B・B)のQちゃんチーズ。あのセーラー服のQちゃんといえば分かりやすいかな?Quality's Best & Beautifulの略だってさ。
・マルちゃん…ご存知、東洋水産のマルちゃん。もともと東洋水産の「と」を丸の中に入れた「マルト」印。これが『マルトちゃん』 ⇒ 『マルちゃん』になったんだってさ。( ..)φメモメモ
・み子ちゃん…神州一味噌(宮坂醸造)。我々の世代では、『♪シュッシュポッポ、シュッシュポッポ』のCMでおなじみ。1962年から。
昭和はいい時代だったね〜!(^◇^)