8年前にこのブログで紹介したこの本。わかるなあー!個人店に行きたいと思いながらチェーン店を選んでしまうその気持ち!!!
その人気シリーズ第2巻。誰もがきっと食べたことのあるおなじみのチェーン店ばかり。著者独自の視点から、各店の魅力と栄枯盛衰を綴る。そのエッセンスを紹介しよう。
・本当はこだわりの職人が腕を揮う個人店や、料理がべらぼうに上手な妻が作る食事を食べる方が好きなんです。だけど、僕は気がつくとチェーン店にいます。いつも、いつも。どうせ食べるならウマいものが食べたいという思いを抱えながら、目の前のメシを決めています。その条件で、チェーン店ほど利便性に富んだメシはありません。
・本当はこだわりの職人が腕を揮う個人店や、料理がべらぼうに上手な妻が作る食事を食べる方が好きなんです。だけど、僕は気がつくとチェーン店にいます。いつも、いつも。どうせ食べるならウマいものが食べたいという思いを抱えながら、目の前のメシを決めています。その条件で、チェーン店ほど利便性に富んだメシはありません。
松屋の、その内容は決して吉野家の猿マネではない。牛丼、そして牛丼屋というものを吉野家とは違ったアプローチで発展させ、確固たる地位を築き上げた。松屋ではあえて「牛めし」と呼び、味はあっさり目。そして定食モノがやたら充実するなど独自のストロングポイントがいつくか散見されるわけだが(かつての)王者・吉野家に対抗すべき、最終兵器(リーサル・ウェポン)とも呼べるものが他にもある。“みそ汁”
それは、店内で作られる天然だしのカワイイふりしてわりとやる牛めしの友。これが無料でついてくるサービスは、吉野家なら60円……というお得感も手伝い、バブル崩壊後から平成不況の時代に躍進を果たす大きな要因となった。実際のところ、知れば知るほど松屋はみそ汁なのだ。思い出してほしい、店の看板を。黄色のバックにお盆を模したオレンジの大きなマル。その中に青と黄色の小さいマルがあるだろう。このマルが牛めしの丼と、みそ汁の椀だというのだ。そこまでして“みそ汁無料”を訴えたいのか!牛めしもデミたまもカレギュウもタダの飾り。その本体はみそ汁なのである。
【手塩にかけたそれぞれの大事なひとり娘 どさん娘】
・新橋駅前ビル1号館地下にある「娘」。創業34年、カウンターのみ15席の珍しい都心型どさん娘は、未だテレビから流れる巨人戦に「村田ぁ、打てよコラ!」と全力で声援を送る正しい昭和ラーメン屋。土曜日は午後3時で店を閉めて常連客だけで酒を飲みながら競馬中継と巨人戦を満喫できる、この世の天国である。「トクちゃん」の愛称で親しまれる徳山盛さん「なぜ“娘”を選んだのかって、そりゃこの味噌が好きだからですよ。それに“子”と“娘”だった、どっちって、娘だろうね」常連と育ての親の徳山さんと二人三脚で作り上げたこの店の味を求めて、この店の暖簾をくぐり続けている。
「オリーブの丘」未体験だなあ。行ってみよう。オススメです。(・∀・)